TAJIMA 田島ルーフィング株式会社

JIS規格〔日本工業規格〕との関わり

当社は日本初の合成樹脂タイル※の開発・製造・販売を始めたメーカーとして、以後ビニル床材の特性の標準化〔JIS規格の制定・改訂〕にも深く関わってきました。そして、『えっ、Pタイルって商品名だったの?塩ビタイルの総称かと思っていたよ!』
と、おっしゃっていただけるほどの知名度を賜り、今日を迎えております。
〔※試作開始は1949年。原料はアスファルトで名称も『アスファルトタイル』でした。初の塩化ビニル製タイル『三星プラスタイル』の発売は1953年となります。〕

現在、当社の取り扱う商品に関わるJIS規格のうち主なものは表1の通りで、認証取得している床材の全てが日本国内で製造されております。

JIS認証取得品の状況は、床材床仕上げ材用接着剤にてご確認いただけます。
なお、床材のうち認証取得していない商品もございますが、これらは商品やその性能が劣るため取得できないという理由ではなく、以下の理由によります。

  1. 該当する規格がない
  2. 輸入品である
  3. 特殊な機能床用途でその機能を阻害する一部の試験項目で規定の規格値を満足しない
  4. 生産量が少ない(特注品を含む)

そのため、当社の推奨する工法や使用法を遵守いただければ実用上お客様が床材としてご使用される上でその便益を損なうことはございません。
また、これら未取得商品も、開発時の試験項目は同様であり、生産管理においても、同じ工場で生産される認証済み商品と同様の手法を用いておりますので安心してお使いいただけます。何よりこれまでの採用実績がその証であり、特殊な機能を付与した床材では他に類をみない性能を誇るものが多く、多数のお得意先様にリピーターになっていただき、喜ばれている商品ばかりですので、自信をもってご紹介しております。

表1 主なJIS規格番号とその名称

適用される床材およびその副資材の規格
JIS A5705:2010 ビニル系床材(A1454に基づく規格値)
JIS A5536:2007 床仕上げ材用接着剤
JIS L4406:2000 タイルカーペット
関連規格
JIS A1454:2010 高分子系張り床材試験方法

「JIS A5705 ビニル系床材」及び「JIS A1454 高分子系張り床材試験方法」改正の概要

<改正の背景と実施概要>

  • JIS規格は、製品、品質、環境・安全などに対する市場の要求変化に対応し、原則として5年毎に見直されます。
  • 前回2005年の改正では「工業標準化法の大幅改正」に伴い『製品認証制度』に対応する必要が生じており、これに基づき“国”が行う公示検査から“民間”が行う認証審査へとシステムの移行を果たし、シンボルマークも“”から“”に改定されました。 これに際し当社も認証品の対象を広げました。
  • 2010年の改正ではスムーズな国際取引きを進めることを念頭に、海外で進行している国際標準化機構の委員会ISO/TC219の検討事項との整合を図るため、段階的にJISに反映させる作業が行われ、ビニル系床材の規格「JIS A5705」及びその試験方法「JIS A1454」について内容の見直しを行い、2010年10月20日付けで改正し公示されました。

<お客様への影響>

  • 今回の改正も「品質管理する上でのルールが擦り合せを受けた」ということであり、床材を使用される皆さまにとって「材料の品質がよくなる」とか「悪くなる」といった「お客様にとっての直接的な価値」についての変化はございません。
  • お客様から見える部分、特に材料選定される部分で大きく異なる点が1つだけあります。
    「床材種類の分け方と名称」がそれで、日常の慣用的に使われていた用語が変更となったこと。これに尽きます。
    これまで国内では、姿や構造などの違いにより、タイルは3つ、置敷きタイルは1つ、シートは9つに分類されていましたが、改正後はそれぞれ、3つ、2つ、4つの計9つに再整理されました。
    どのように変わったのか、その改正前後の対照表はこちらのページに掲載いたしました。

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