TAJIMA 田島ルーフィング株式会社

SHINGLE 防汚機能のある光触媒シリーズが新登場。葺足140で新たな装いに!

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技術資料

さまざまな検証で確認するシングル防水システムの諸性能。

防水性能

■釘穴シーリング性

釘穴シーリング性能とは、下葺材への釘打ち時における防水性能を示します。 最も使用されている汎用下葺材「アスファルトルーフィング940」と「ガムクールM」のシーリング性能を比較すると、 大きな差があることが判ります。流れ落ちて行く雨水とは違い、一定の水圧をかけ続けるという過酷な試験でも、ガムクールM は優れた釘穴シーリング性能を発揮します。

※試験方法は、日本建築学会大会梗概集1985 年「屋根下葺材の性能評価(その1)目的と方法、(その2)結果とその考察」に基づく

<静水圧法試験>
試験方法
初期値:ベニヤ・ウレタンフォームをそれぞれ下地材として、試験体にスレート釘を打ち、その周囲に150mm の水頭を設け24 時間後の漏水の有無を確認。
耐久性 : ベニヤ・ウレタンフォームを下地材として、試験体に300mm 間隔で釘を2 点打ち、処理後静水圧法により漏水の有無を確認。
乾湿繰り返し:D,W,D,W,D,W,D,W のくり返し。
D : 60℃恒温槽中に試験体を24 時間静置。
W : 常温水道水中に試験体を24 時間浸漬。
加熱処理:60℃恒温槽中に試験体を168 時間(7 日間)静置。

静水圧法試験

試験結果
漏水頻度=漏水筒数/試験水頭 n=10

試験結果

外断熱効果の実際

果たして外断熱をすることで、建物内ではどの程度温度差を実感できるものでしょうか。
下表は弊社で行った模擬実験の結果です。 120mm 厚のPCa 板の上に断熱材を設けた場合とそうでない場合の2つのモデルを作製し、太陽光をイメージしたランプを照射しながら、PCa 板の温度を測定しました。その結果照射6 時間後、断熱材を設けた方のPCa 板裏面で約 8℃温度上昇が抑えられていることが確認されました。このように建物の外側に断熱材を設置することで、外部からの熱流入量を大幅に減少させ、室内側の温度変化を抑制することが可能になります。

PCa 板:コンクリートパネル

<重量比較イメージ>

重量比較イメージ

重量

屋根の重量は、建物の耐震性や建築にかかるコストに直結します。数ある屋根材の中でもシングルは軽量の部類に入ります。一般的によく使用されている屋根材とシングルの重量を比較してみました。

重量

固定強度

屋根材・防水材としての基本性能を発揮するためには、まず各部材同士が確実に固定されていなければなりません。 さもなければ、材料が剥がれ落ちたり飛散したりする危険性も想定されます。シングル同士や、ガムクールM と下地処理材などの組合せにおいて、それぞれの固定強度を確認しました。

<接着強度試験>
試験方法
各材料同士を接着し、引張試験機にて固定強度を確認。
・引張速度:100mm/ 分
・測定温度:20℃
・接着面積:16cm2 n=5
※アタッチメントはエポキシ系接着剤で固定

試験体

試験結果

耐風圧性能

屋根には、強風下において屋根材を吹き飛ばそうとする力(正圧力)と、屋根材を吸い上げようとする力(負圧力)が生じています。屋根材および防水層はこの二つの力に屈せず、しっかりと下地に固定されていなければなりません。 負圧力については、建築基準法でその算出方法が定められているため、算定条件を設定することで屋根材の耐風圧性能を確認することができます。下の算定条件を用いて負圧力に対するシングル・ガムクールM の耐風圧性能を検証しました。それぞれの固定力と想定される負圧力を比較すると、各材料間には十分な固定強度があることが判ります。

※一般に負圧力は屋根の外周部やコーナー部分に、特に強く働きます。

<風圧力の算定>
風圧力の算定基準
建築基準法施行令(第82 条の5)、告示(平12年建告第1454 号、1458号)
イメージ
算定条件
建物高さ(H):30m
建物の短辺方向長さ(W):50m
勾配:3.5/10
屋根形状:切妻
基準風速:38m/ 秒
地表面粗度区分:Ⅲ
その他:都市計画区域内
表

固定強度と風圧力の比較(シングル140の場合)

固定強度と風圧力の比較(シングル140の場合)

※1 下地の平滑性などの要因による施工時の安全率を60%とした。
※2 シングルは部分接着となるため接着面積をm2あたり「0.31m2」、安全率を60%とした。

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