TAJIMA FLOOR(田島の床材)

田島ルーフィング株式会社

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原材料に卵殻を再利用したバイオマスタイル「ツチナギ」発売

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多くの資源を使用する建築業界では、環境に配慮した建材へのニーズも年々高まりを見せています。床材メーカーのTAJIMAはそのニーズに応える建材開発の一環として、このたび原材料の一部に卵の殻を再利用したバイオマスタイル「ツチナギ」を新たに発売しました。

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食品メーカーで使用済みとなった卵殻を再利用することで、焼却や埋め立てなどの廃棄量を減らし、環境負荷の低減に貢献します。原材料の約20%に卵殻を使用しており、一般社団法人日本有機資源協会のバイオマスマークを床材として取得しています。地球の未来のことを考えた、新しいタイプの床材です。

意匠は、フラットな“土”の質感にこだわってデザイン

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バイオフィリックデザインが流行するなか、意匠は植物との相性もよい“土”の質感にこだわってデザイン開発しました。植物を見て心が落ち着くのと同じように、私たちは足元の地面に土を感じることでも気持ちがほっとやすらぎます。そこから着想を得て、「土と暮らす。」をコンセプトに新たな世界観の床材を作り上げました。製品名のツチナギは、「土」と「凪(なぎ)」(風が止んで海面が穏やかになる状態)を合わせて作った名前です。日本家屋の土間のようにフラットで落ち着きのある土の質感が、高いデザイン性と心やすらぐ居心地のよさを両立します。

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タイル1枚あたりに約25個分の卵殻が含まれています。表面に見える白っぽい粒が、卵殻によるものです。あえて粒の大きな卵殻を採用することで、よりリアルな土の風合いを表現しています。

開発担当者のコメント

練り込み手法で作るコンポジションタイルには「自然由来の素材感」や「練り物特有のリピートレスな柄」といった価値があります。その価値をお客様へ伝えるべく商品開発をしているなかで、バイオフィリックデザインが流行の兆しを見せ、同じくヒトが温もりを感じるものとして新たに“土”に着目しました。

技術面では環境対応ニーズに応えるものとして、原材料の一部に卵殻を使用する配合が開発されているタイミングでした。そこで卵殻の粒を土のリアルな粒感として意匠的に活かすアイデアを思い付きました。土をイメージした「新たな意匠性」と、卵殻を再利用する「環境配慮型の配合」がしっかり結び付いている点が、ツチナギの強い魅力といえます。

今後は同じ配合でまた新しい素材をコンセプトにした新製品も開発中です。ツチナギやそれらの製品を通して、たくさんの設計・デザイナーの方に「コンポジションタイル=独自の素材感をもつタイル」というイメージを感じてもらいたいです。

色柄は4色で展開。コンポジションタイルに新たな可能性をもたらします。

色柄は、湿った土や乾いた土、赤土、黄土などさまざまな土をイメージした4色での展開。環境配慮に対応した配合と、“土”をコンセプトにした意匠性が特長のツチナギ。素材感が魅力のコンポジションタイルに、新たな可能性が見出されていくことを期待します。

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価格
4,300円/㎡ 13,500円/ケース
材料区分
コンポジションビニル床タイル KT
寸法
3.0mm(厚さ)×457.2mm×457.2mm
梱包
15枚/ケース(約3.14㎡分)
重量
19.4kg/ケース

ツチナギ 商品ページ

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