
いくつもの検証を経て立証された、圧倒的なパフォーマンスを備えた防水システム
防水層の下地はさまざまな要因により挙動が生じており、その下地の動きに防水層が追従できなければ、破断、漏水の事態に至ります。ガムクール防水層の繰り返し下地追従性能を確認します。
■試験方法
JISA6013(2005)耐疲労試験に準ずる。下地の亀裂幅0.5 ~ 2.5mm の拡大縮小を、繰り返し600 サイクル行い、GSS-2S 防水層の状態を観察する。また80℃加熱劣化112 日後の防水層についても同様の試験を行う。
ガムクールのゴムアス自着層はその軟接着効果により、下地亀裂部に発生する応力を全体に分散することで、材料が破断することを極力抑制します。実際にどの程度の幅まで追従できるかを確認します。
■試験方法
左記試験同様、スレート板下地にガムクールキャップを貼り、中央部亀裂を一定速度(5mm/ 分)で開いていき、防水層破断時の強度を亀裂幅で測定する。
測定温度:-15℃
防水層は思いもかけない機械的な損傷を受ける場合があります。施工中やメンテナンス時に誤って工具や重量物を落としたケースを想定した試験を行いました。
■試験方法
先端が半球形状のシリンダー型おもり(500g、鉄製)を高さ1.5m の位置から落下させ、試験体表面の破損状況を観察する。
試験温度:-15℃
■試験体
コンクリートパネルの表面にガムクールキャップ、ガムクールキャップEX を貼り付け試験体とする。