
シート防水の納まりに考慮したアルミ製水切り、端部固定金物です。
シートの端末をしっかりと押さえ、薄く軽やかなシートの魅力を演出します。
立上り天端防水端末を確実に納めます。シンプルな形状で施工性に優れた金物です。
立上りを伝う雨水をしっかりと切り、防水端末への浸入を防ぎます。
VTラインとの組合せで2重水切構成にもなります。
※アルミバーはジョイント板に同梱
躯体を欠き込み納めるタイプです。シンプルでシャープな納まりを実現します。
立上りアゴ下の防水端末をしっかりと固定。簡便な納まりで施工効率の高い防水押え金物です。
立下りの防水端末をしっかりと固定し、雨水がアゴ下へ回り込むのを防ぎます。
ステンレスビス 48㎜
プラグ 40㎜
ドリル径 6㎜
※コーナー:VTドリッパー、VTトップ、VTエンドは標準在庫、VTアングル、VTラインは受注生産品。
※VTシリーズには、ビス穴がありません。推奨留付間隔:@450mm以下
アスファルトシングル葺きの軒先やケラバを守るアルミ製水切り金物です。
強風にも耐える高強度設計で、勾配屋根をシャープに演出します。
先端部を出すことで水切り効果を高めました。
水切りの下がり部分が、雨樋の中に収まりやすいように考慮された形状です。
軒先廻りの意匠性確保と、断熱材の確実な固定を両立しました。
ステンレスビス:63mm
フラグ:60mm
ドリル径6mm
シングル側面小口をカバーする形状で、
シングルドリッパーと連続したラインを形成します。
ステンレスビス:63mm
フラグ:60mm
ドリル径6mm
断熱材をしっかりと挟み込んで、飛散やズレなどの事故を未然に防ぐ形状です。
ステンレスビス:63㎜
プラグ:60㎜
ドリル径:6㎜
断熱材数段毎に取り付ける、ズレ止め用の桟木です。
この規格は、アルミニウム及びアルミニウム合金の展伸材の素地の防食、美観などを目的として施す陽極酸化塗装複合皮膜
(以下、複合皮膜という。)について規定する。
複合皮膜の種類は、複合耐食性及び耐候性によって区分し、表1の4種類とする。なお、種類は、複合耐食性及び耐候性の両方の性能を満足しなければならない。
注記1 JIS H 8602:1992で規定している種類との比較を附属書Cに示す。
注a) 耐候性は、キセノンランプ式促進耐候性試験又はサンシャインカーボンアーク灯式促進耐候性試験のいずれかの試験を行う。
注b) 複合耐食性試験は、紫外線蛍光ランプ式促進耐候性試験を行った後、キャス試験を実施する。
なお、この試験は、種類Cには適用しない。
序文 この付属書は本体に規定する種類とJIS H 8602:1992に規定する種類との対比を示すもので、規定の一部ではない。
C.1 種類 種類の対比を、表C.1に示す。
アルミニウムの熱膨張伸縮量は、次式によって求められます。
長さ4,000mmのアルミ製品を表面温度20℃時に施工したと仮定すると、下記の通りとなります。
※理科年表(平成24年版)より
(a) アルミニウム及びアルミニウム合金の表面処理は、表14.2.1により、種別及び皮膜又は複合皮膜の種類は、特記による。
特記がなければ、皮膜又は複合皮膜の種類は、表14.2.1による。
(注)常温乾燥形の塗装の場合は、特記による。
(b) 陽極酸化皮膜の着色方法は、特記による。特記がなければ、二次電解着色とし、色合等は特記による。
(c) 種別が表14.2.1のA種及びC種の場合は、表面処理後に次の処置を行う。
(1) アルカリ性材料と接する箇所は、耐アルカリ性の塗料を塗り付ける。
(2) シーリング被着面は、水和封孔処理による表面生成物を取り除く。
この節は、建物の屋上パラペット等に使用するオープン形式のアルミニウム製笠木に適用する。
(a) アルミニウム製笠木の主な構成部材による種類は表14.7.1により、適用は特記による。
(b) コーナー部、突当り部等の役物は、笠木本体製造所の仕様による。
(c) 表面処理
(1) 笠木本体の材料の表面処理は、特記による。
(2) 付属部品の表面処理は、笠木本体製造所の仕様による。
(a) 笠木の固定金具
(1) 建築基準法に基づき定まる風圧力及び積雪荷重に対応した固定金具の間隔、固定方法等は、特記による。br
(2) 固定金具の固定は、あと施工アンカーにより、(1)に基づき、堅固に取り付ける。
(3) コンクリート下地モルタル塗りの上に取り付ける場合は、コンクリート部分へのアンカー長さを確保する。
(b) 笠木本体と固定金具との取付けははめあい方式により、はめあい又はボルトねじ締付け金具等による。
(c) 笠木と笠木との継手部(ジョイント部)は、ジョイント金具のはめあい方式によりはめあい、取付けを行うものとする。
(d) コーナー部は、留め加工とし、溶接又は裏板補強を行ったうえで止水処理を施した部材を用いる。
(e)( d)以外のコーナー部、突当り部等の工法は、笠木本体製造所の仕様による。
①笠木の下部に着火する可燃物がない場合、笠木肉厚は1mm以上とする。
(注)「着火する可燃物」とは、次のもの以外の材料をいう。
a.建築基準法第2条第九号で定める不燃材料又はこれと同等以上のもの。
b.建築基準法施行令第1条第五号で定める準不燃材料又はこれと同等以上のもの。
c.建築基準法施行令第1条第六号で定める難燃材料又はこれと同等以上のもの。
[(社)電気設備学会『建築物等の雷保護Q&A』による]
②断面積は70㎟以上あること。
①笠木肉厚は2mm以上とする。
②断面積は50㎟以上あること。
アルミニウム製笠木を受雷部システム(棟上導体)とする場合は、平成17年7月4日国土交通省告示第650号(同年8月1日施行)により、JIS A4201(建築物等の雷保護):2003(以下、「新JIS」という。)に規定する外部雷保護システムとすることとされており、その設計に当たっては、新JISの2.1.2配置に記してある要求事項(保護レベルに応じた受雷部の配置)に適合し、被保護物が保護範囲内に入るように施設する必要があります。但し、同告示附則において、JIS A4201(建築物等の避雷設備〈避雷針〉):1992(以下、「旧JIS」という。)に適合するものは、上記外部雷保護システムに適合するものとみなしています。従って、新JIS、旧JISいずれかに適合していればよいことになります。ただし、新・旧いずれのJISを採用するかは建築確認申請時に届け出ることになっており、一つの建築物で新・旧JISを混在させることはできないので注意が必要です。
※アルミニウム製笠木を受雷部システム(棟上導体)で利用する場合について(日本金属笠木工業会)より
•笠木、水切金物だけで雨仕舞を完璧にすることはできません。強風時には笠木の内側に雨水が廻り込む事がありますので、
パラペットの天端は、あらかじめ防水処理を施してください。
•製品の取付箇所は水平に仕上げてください。不陸が大きい場合は製品を確実かつ綺麗に取付ける事が困難になります。
•躯体天端には防水層のみで、モルタル仕上げはしないでください。ひび割れの原因になります。
•製品取付けの前に防水層に損傷が無いか確認してください。
•作業時に防水層を損傷しないよう細心の注意を払い施工してください。漏水の原因となります。
•施工図に基づき確実に施工してください。取付けが不十分ですと製品の脱落や飛散、破損の原因となります。
•笠木の上に乗ったり物を置いたりしないでください。落下や製品破損の原因になるとともに、
笠木天面の歪や変形の原因となります。
•製品の小口は鋭利になっている場合があります。怪我の原因となりますので取扱にご注意ください。
•笠木の上に乗ったり、物を置いたりしないでください。落下や製品破損の原因になるとともに、
笠木天面の歪や変形の原因となります。
•ゴンドラ等での荷物の上げ下げで笠木に荷重がかからないよう注意してください。
製品の脱落や飛散、破損の原因となります。
•夏期の日中は笠木に直接触れないでください。笠木が高温になり、直接触れると火傷をする恐れがあります。
•施工後に製品をむやみに外さないでください。怪我や製品破損の原因となります。
•製品の取外しには危険が伴います。取外しが必要な場合は専門業者にお任せください。
アルミ金物は耐食性にすぐれていますが、長期間に渡り放置しますと表面に塵や埃、塩分等が付着し、点状の腐食(点食)を起こし美観を損なうことがあります。いつまでも美しさを保つには、定期的な清掃、手入れをおすすめします。また、不具合な腐食が発生した場合、そのまま放置されますと安全面でも危険な場合も考えられますので、定期的点検保守管理を行ってください。環境条件により汚れ方も異なりますので、清掃方法および点検の頻度は下記を参考にしてください。
•清掃用具としてワイヤーブラシ、スチールウール、金属ヘラは使用しないでください。
•酸性またはアルカリ性の洗剤は腐食や変色を起こしますので使用しないでください。
市販のクリーナーの中には、金属を腐食させるものもありますので、特に注意が必要です。
•普通の汚れは、水で濡らした雑巾で拭いてください。汚れがひどい場合には、中性洗剤の水溶液をスポンジまたは
柔らかいブラシにつけて表面の汚れを落とし、十分に雑巾で拭いてください。
凡例:● 標準在庫品(ただし本体のみ) / △ 受注生産品 / - 該当色ナシ
※モルタルハンガーはステンレス製・上記以外の着色については焼付塗装となります。色は日本塗料工業会色から選択ください。
詳細については、ご相談ください。
※左側本体の色には、右側ジョイント板の色で対応しています。