THE DENIM FLOOR STORY
# 01 夜明け前ずっと、ものづくりに向き合ってきた。
1893 年に生まれ世界有数のデニムメーカーとなったカイハラ、約70年もの間、日本の床を支え続けてきたTAJIMA。
2016年、二人の開発者が出会って、本物のデニム生地を採用した床材「デニムフロア」を生み出しました。
デニムフロアを生み出すまでに、開発者たちはどのような道をたどったのか。
その道程と、ものづくりに向き合ってきた姿勢をご紹介します。
1893 年に生まれ世界有数のデニムメーカーとなったカイハラ、約70年もの間、日本の床を支え続けてきたTAJIMA。
2016年、二人の開発者が出会って、本物のデニム生地を採用した床材「デニムフロア」を生み出しました。
デニムフロアを生み出すまでに、開発者たちはどのような道をたどったのか。
その道程と、ものづくりに向き合ってきた姿勢をご紹介します。
世界有数のデニムメーカー。そのクオリティは、国内だけでなく世界中の著名デザイナーから絶賛されている。日本のものづくりを牽引する存在。
2018年デニムフロアを世に送り出したTAJIMA。戦後復興期のPタイル開発にはじまり、日本の床を支えてきた床材メーカー随一の老舗。
カイハラデニム製のセイルを張った帆船が瀬戸内海を1カ月クルージング。 潮風で洗われたデニムは、今まで見たことない独自の風合いを醸し出しました。 アンバサダーには俳優の井浦新さんが就任しました。
クオリティの高さから、世界中の著名デザイナーから絶賛されているカイハラ。世界的なデニム生地メーカーへと押し上げたのは、徹底した品質へのこだわりです。世界中から集積される膨大な量の原綿の管理、これを高品質な糸に仕上げるための独自のブレンドノウハウ、備後絣の技術を惜しみなくつぎ込んだ染めの技術、新旧の織機を駆使して風合いの違いを生み出す織布工程、専門スタッフによる厳しい最終検査。一貫生産体制のもと、あらゆる工程において“ものづくり”への矜持を持ち続け、これにより世界で認められる高い品質を維持し続けています。
欧州で生まれアメリカで成熟したデニムは、日本のカイハラと出会うことで、ファッション用素材としての地位を大きく高めました。しかし、カイハラデニムはその地位に満足することはありません。自らが引き合げた高い品質とさまざまな問題をクリアしてきた高い技術力、独自の開発力を武器に、ファッションの枠を飛び越え、さまざまなフィールドで活躍するべく新たな可能性を模索しています。
タイルの柄の濃度、組み合わせのバランスを創っていくTAJIMAの開発者の様子を伝えます。
戦後、日本の床を支えてきた老舗床材メーカーのTAJIMA。1988年、世界でもいち早く置き敷きビニル床タイルを発売しました。OA化が進み、配線がしやすい二重床へと進化していくオフィス空間に対応するタイルとして、瞬く間に受け入れられたこのタイルが、デニムフロアのベースになっている「置敷きビニルタイル」です。柔らかく施工がしやすく、一枚から貼り替えやすいという特長があるこの床材は、短サイクルのレイアウト変更や、改修工事の際の騒音低減や工期短縮に貢献する画期的な製品として高い評価を受けました。
置敷きビニル床タイルだけでなく、TAJIMAはつねにビニル床材の市場をリードしてきました。1950年に、日本のビニル床タイルの祖である「Pタイル(当時の名称はアスファルトタイル)」の開発・販売をスタートしたほか、1977年には長尺ビニル床シート「ACフロア」の国産化を実現しています。時代が求める床材をつねに模索し、いち早く市場へ送り届けるパイオニアであること。床材のプロフェッショナルとしてのTAJIMAの矜持がここにあります。
広島県福山市で、絣機屋(かすりはたや)として創業
東京都三河島で、建築防水材メーカーとして創業
GHQの要請により、国産アスファルトタイル開発・販売
戦後の建築復興ブームで瞬く間に普及
Pタイルの祖となる「プラスタイル(厚み3.2mm)」生産開始
世界初の動力織機による広幅絣を開発
「プラスタイルP(=Pタイル 厚み2.0mm)」を発売、
床材の代名詞へ
民族衣装として着用される「サロン」の生産・輸出を開始
埼玉工場完成。タイル製造の新たな拠点になる
中近東情勢不安などにより「サロン」の輸出量が激減
デニム生産への事業展開を決意
日本初ロープ染色によるデニムを市場に提供
長尺シート(ACフロア)の国産化に成功
吉舎工場に染色・織布・整理加工の一貫生産ライン完成
岡山工場完成。カーペットタイルに本格参入
オフィスのOA化に合わせ、置敷きビニル床タイル販売開始
吉舎工場に紡績・染色・織布・整理加工の
一貫生産ライン完成
つくば工場完成。店舗向け床材の拠点になる
人が出会ってこそ、新しいものが生まれる。
デニムフロア開発の道程をご紹介します。
「それは、絣に惚れた男から始まった。」 カイハラが1893年に創業してから、さまざまな苦境を乗り越え、 現在の世界的デニム生地メーカーとなるまでの歴史をご紹介します。 *ご覧になるには、Flash Playerが必要です。
GHQの要請を受け、Pタイルを日本で初めて製品化したTAJIMA。 Pタイルのさまざまな施工事例を、そこに関わる「人」とともにご紹介します。
皆さん 学校や病院などいろいろな建物の「床」に使われている「Pタイル」ってしっていますか? 「ピータイルねこ」が登場する「ふしぎの時間割」もご紹介。
素材に対する真摯な向き合い
成長し進化する床を体感