都心にありながらも自然に囲まれた豊洲の中心地に建つ「豊洲ベイサイドクロスタワー」。
こちらにグループの新拠点として開設した「TISインテックグループ 豊洲オフィス」にTAJIMAのカーペットタイルを採用いただきました。
2018年から始まった移転プロジェクトは、働き方改革や新型コロナウイルスなどさまざまな社会変化の影響を受けました。
がらりと変わった社会や働き方に合わせるため、どのようなオフィスづくりをされたのでしょうか。
移転の経緯や目指す姿などをお聞きしました。
国内トップクラスの「独立系総合ITサービス企業」
TISインテックグループのTIS株式会社は金融、製造、流通、サービス、公共、通信などさまざまな業界で、3000社以上のお客様へ貢献してきた、創業50年以上の歴史を持つ総合ITサービス企業です。
幅広い産業をITの力で支えてきた豊富な実績と技術力を基盤とし、お客様のビジネスに貢献しています。
また、独立系による柔軟かつスピーディな意思決定を行える強みをもとに、社会の変化・技術の進化に合わせ、企業や市場のニーズを先回りした事業・サービス戦略を実現しています。
「デジタル技術を駆使したムーバーとして鮮やかな彩りを」
──今回オフィスを移転した理由と目指す姿を教えてください。
TISインテックグループの営みは継続した社会基盤提供のため、全て基本理念である「OUR PHILOSOPHY」(以下、OP)の価値観を軸にしています。
OPの中で社会に対して果たすべき役割として「デジタル技術を駆使したムーバー※として、未来の景色に鮮やかな彩りを付ける」というミッションを掲げています。
このミッションを実現するために、社員一人一人が思いをひとつにして主体的に行動することが必要だと考えました。
そのためには「環境」を変えることで、社員が考えて「行動」するようになり、「行動」することで社員の「意識」が変わり主体性が生まれる、さらにそれが「行動」に反映され、「環境」が変わっていくという、「環境」「行動」「意識」の3つが連鎖して作用していることに着目し、まずは「環境」であるオフィスから変えていこうと今回の豊洲移転プロジェクトが始まりました。
──どのような空間づくりを目指しましたか?
以前のオフィスでは社員がそれぞれ自席にて業務を行っていたため、社内の移動が少なく、別フロアの社員とはほぼ交流がない状況でした。
そのため新オフィスは、コミュニケーションやコラボレーションが生まれる場所にしたいと考えていました。
グループ社員やTIS社員がコミュニケーションを深めることで、グループ全体が同じ方向を向いて思いをひとつにする事が出来る空間づくりを目指しました。
──新オフィスはいかがでしょうか。
コロナウイルスの影響を受けて、出社率が抑えられている状況ではありますが、レストランやバーを利用した懇親会の開催や内部階段で移動する際に社員同士が顔を合わせることで、移転前のオフィスにはなかったコミュニケーションの発現やコラボレーションが生まれるオフィスになったと考えています。
※ムーバーとは、世の中を新しい世界へと動かしていくモノやコト、システムを生み出す人のことを表現しています。