高い施工性とメンテナンス性によって、OAフロア（二重床）のオフィスをはじめ、さまざまな空間で使われている置敷きビニル床タイル。ここ数年、ビニル床シートに続く形でノーワックスメンテナンスもだいぶ定着してきました。また、メインのオフィス市場ではコロナ後から続くワークスタイルの変化に伴って、求められる空間のバリエーションが増え、そのクオリティもより高まりを見せています。

今回TAJIMAではそれらのニーズに応えるべく、主力ブランドの「レイフラットタイルノーワックス」を全品リニューアルして新たに発売します。オフィスでのノーワックスメンテナンスに対応する防汚性と清掃性をしっかり確保しながら、上質な空間づくりのニーズに応えるために、タイル表層のUVコーティングをより低光沢なものへ改良しました。色柄も最新のトレンドを踏まえた新色や人気色を加え、豊富な種類のなかから選べる充実のラインナップとなっています。

製品のコンセプトは、“コミュニケーションをデザインする”

「レイフラットタイル」シリーズでは“コミュニケーションをデザインする”というコンセプトを継続的に掲げています。たとえば集中的にディスカッションしたり、または何気なく顔を合わせて談笑したりなど、メンバーが集まるリアルの場所としてより質の高いコミュニケーションを生み出すために。床から空間をデザインし、そしてその場のコミュニケーションをデザインしていきます。

ノーワックスメンテナンスによって清掃の手間とコストを削減

レイフラットタイルノーワックスのUVコーティングは汚れにくく、また汚れても落としやすくなっていますので、日常的な清掃のみで長期間にわたって床面の美しさをキープ。メンテナンスの手間とコストを大幅に軽減します。また、ワックスがけや剥離洗浄の際に使う電気や水を抑えられますので、CO₂排出や廃液などの環境負荷も低減します。

豊富な色柄と４種のサイズ展開で、さまざまな空間づくりに応えます

これまでの定番柄に加えて、より使いやすい人気柄や表情豊かなトレンド柄などを追加。これまでも人気の高かった「モルタル」柄や「ツブコンクリート」柄（写真上）は、より自然な仕上がりになるように柄の濃淡などを再調整して「～２」にバージョンアップしました。また、新柄「チェロキーオーク」（写真下）は木目の柄を出しすぎず抑えすぎず、程よいナチュラル感でとても使いやすい柄です。
サイズは150mm/200mm×1,000mm、500mm角に加えて大判1,000mm角もラインナップ。また、500mm角のタイル2辺にあらかじめL字に目地加工が入った「レイフラットタイルノーワックスL目地」も色柄限定でご用意しています。（※詳しくは弊社支店営業所までお問い合わせください。）

カーペットタイルと貼り合わせ、広がるフロアデザインの可能性

レイフラットタイルノーワックスとカーペットタイルは、同時に踏んだときも違和感の少ない設計になっていますので、同空間に見切り材なしで自由に貼り分けることができます。空間の役割ごとに床面のデザインを切り替えてゾーニングしたり、それぞれの特性を活かしてメンテナンス性が求められるカフェスペースにはレイフラットタイルノーワックス、居住性が求められる執務スペースにはカーペットタイル、などと貼り分けることも可能です。TAJIMAはスタンダードからデザイン・ハイグレードタイプまで、カーペットタイルのラインナップも充実していますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。

カタログ冊子ではオフィスの施工事例など豊富なコンテンツをご紹介

オフィスをメインターゲットとした構成で、ワーキングスペースやリフレッシュスペースなど各スペースごとにいろいろな施工事例を掲載しています。また、レイフラットタイルノーワックスだけでなく、より質感のある他の置敷きタイルやカーペットタイル、壁面やガラス面を演出するデザインフィルムORIFY（オリフィ）なども紹介していますので、オフィスづくりの参考として幅広く使っていただければと思います。

レイフラットタイルノーワックス　デジタルカタログ

オフィス空間のコミュニケーションをデザインする、新レイフラットタイルノーワックス。新しい空間づくりの際はぜひ選択肢のひとつに加え、現物サンプルで表面の低光沢の度合いを確認していただきたいと思います。新シリーズをご活用いただけるときをお待ちしています。