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石目・抽象柄タイルシリーズ「マティルNW」。3年ぶりの改訂で注目の新色柄をご紹介

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MAR-1107 , MAR-1108 , MAR-1109 , MAR-1110(シナイパール)

空間作りの際、床材においては石目柄がメインの選択肢のひとつとなりますが、大理石やライムストーンなどの天然石はもちろん、モルタルやテラゾーなど人工的なものまで色柄は多岐に渡ります。TAJIMAの石目柄タイルシリーズ「マティル」は多種多様な空間作りのニーズに応えられるように200以上の色柄を取り揃えており、ノーワックス仕様となった新シリーズ「マティルNW」では87種の色柄が加わっています。今回はそれらの新色柄について、施工イメージや柄の特長、開発のポイントなどを交えながらご紹介します。

今回の新色柄開発のポイント

商業施設や公共施設において、オープンスペースなどの広い面積の床面を考えるとき、いちばんよく使われる床材の意匠のポイントは何でしょうか。柄の種類はライムストーンやモルタル、セラミックなどさまざまですが、共通して言えるのは「いろいろなシーンで使いまわせて、他の部材・色と合わせやすいこと」だと考えます。今回のマティルNWの改訂では、そんな「何回でも使いたくなるベース柄」をはじめとした、実際のニーズに即した実用的な新柄を加えています。

Pick up ミックス・トーン シリーズ

大きい面積を貼り伸ばすとき、単色1柄だけでは少し物足りない場合もあるかと思います。そんなとき、少し色のトーンを変えてみたり、違うサイズの組み合わせを使ったりすることで、同じ柄のタイルでも印象をがらりと変えることができます。使いやすい柄、使いやすいトーン、使いやすいサイズを取り揃え、いくつもの貼りパターンを創出できる「ミックス・トーン」シリーズを紹介します。

①  「ノルドストーン」

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MAE-1103 , MAE-1104 , MAE-1105 , MAE-1106

「ノルドストーン」は硬質感がありフラットで整った表情のサンドストーン柄です。無彩色のグレーは、さまざまな空間で使いやすい色ですが、場合によっては少し寒々しい印象になることもあります。そこでこの柄では少し温かみのあるグレー色を設定し、組み合わせを考慮した6段階の明度グラデーションと3つのサイズで展開。和の空間にも洋の空間にも合わせられる中庸的なキャラクターに仕上げています。

② 「シナイパール」

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MAW-1107 , MAW-1108 , MAW-1109 , MAW-1110
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MAC-1111 , MAC-1112 , MAC-1113 , MAC-1114

「シナイパール」はエジプト原産の美しいライムストーンの柄です。柄は大人しく、濃淡変化も抑えめです。配色は彩度を抑えて落ち着いた印象のグレージュカラー4色と、少し彩度をもたせてテラコッタを彷彿とさせるベージュ・ブラウンカラー5色で構成し、2種のカラーラインを設定しています。グレージュカラーは609.6mm角の大判サイズ(Wサイズ)を主軸に4つのサイズで、ベージュ・ブラウンカラーは小さめの304.8mm角サイズ(Cサイズ)を含む3つのサイズで展開。サイズのモジュール感と色のトーンを変えるだけで、まったく違った印象の床に仕上がります。

Pick up③「クルール」「リーゾテラゾー」

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MAE-1171(クルール)
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MAE-1167(リーゾテラゾー), WDH-1348

数年前から見かける機会が増えてきたテラゾー柄は、もはや定番アイテムのひとつと言えるのではないでしょうか。ここでは2つの新しいテラゾー柄を紹介します。

ひとつめは、カラフルな粒が散りばめられた「クルール」。粒の色はそれぞれ、ブラッドオレンジ×ビリジアングリーン、ピスタチオグリーン×チョコレートブラウンの組み合わせで作った2配色で構成しています。粒の表現だけでなく、粒のない部分の質感の表現にまでこだわって柄を作っています。

ふたつめは、明るい白粒を散りばめた「リーゾテラゾー」。配色は清潔感のあるグレー色と、テラコッタ系の土色の2配色。通常のテラゾー柄に比べると、フォーマルな雰囲気にも合わせやすく、シンプルで落ち着いた柄です。

Pick up④「秋保石」「ラバグリジア」

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MAE-1163(ラバグリジア)
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MAE-1162(秋保石)

テラゾーとも似た雰囲気をもつ粒柄の天然石である、凝灰岩。もともとの用途でも屋外で使われることの多い石種だけに、「ソト」の雰囲気を感じさせる柄といえます。

ひとつめは、イタリアが原産の「ラバグリジア」柄。緻密なグレーのベースに白い粒が溶け込むように介在します。温かみのある色合いと抑えめのコントラストで、シックに仕上げることができます。

ふたつめは、「秋保石(あきういし)」。国内の凝灰岩と言えば、宇都宮で産出される大谷石(おおやいし)が有名ですが、こちらは仙台で採掘される石で、大谷石などと同じく耐久性に優れ、外堀や蔵などで使われてきた歴史があります。大小さまざまな表情をもった粒と、ところどころに入る独特な「サビ」色が特長的な柄です。

新しいマティルNWで真に美しく、上質な空間作りを

「マティルNW」シリーズをご検討いただく際には、施工イメージを豊富に掲載した全280ページのカタログ冊子をぜひご活用ください。このHPでデジタルカタログも閲覧可能です。また、TAJIMA床材事業部は2025年7月からInstagramに公式アカウントを開設しています。そこではマティルNWだけでなく、木目柄で構成される「ウッドラインNW」と合わせて新色柄の開発秘話や施工イメージなどを紹介中ですので、そちらも併せてご覧ください。

Instagram 【田島ルーフィング公式】床材事業部 https://www.instagram.com/tajimaroof_yukazai/
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なお、今回の製品改訂によって「マティルNW」シリーズは意匠性だけでなく、防汚性やメンテナンス性の面でも大きく進化しました。ノーワックスメンテナンスをラミネートタイルの新たなスタンダードへ。カテゴリーをリードする本シリーズが、ラミネートタイルの新しい可能性を拡げることに取り組んでいきます。空間作りをお考えの際は、ぜひ「マティルNW/ウッドラインNW」シリーズを選択肢のひとつとしてご検討いただけますと幸いです。

マティルNW/ウッドラインNW デジタルカタログ
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マティルNW 商品ページ

マティルNW ロッソ 商品ページ

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