サーモコントロール断熱の省エネ性能について解説!
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![動画でこの解説を見る](images/movie1_02.jpg)
サーモコントロール断熱においては「断熱」と「遮熱」2つの機能の組合せによって省エネ性能を発揮しています。
まずは、『断熱』のしくみと『断熱工法』について、見ていきましょう。
![断熱機能+遮熱機能](images/movie1_03.jpg)
![「断熱」のしくみと「断熱工法」について](images/movie1_04.jpg)
「断熱」とは、熱を伝えにくい素材で対象を覆い、熱の伝導を防ぐ技術です。
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熱が伝わりにくい素材として、ウレタンやポリスチレンを発泡させた「断熱材」を使用し建物内外の熱移動を防ぎます。建物の外側に断熱材を設ける工法を「外断熱工法」といいます。室内側に断熱材を設ける「内断熱」と比べ、外気の変化をコンクリートに伝えにくくするため、省エネに加え躯体保護にも効果があります。
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外断熱工法は、防水層との組合せで採用されます。屋上を利用しない非歩行の屋上や既存防水層の改修工事では、重い保護層を設けない「露出断熱防水」が採用される傾向にあります。
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![「遮熱」のしくみについて](images/movie1_09.jpg)
次に『遮熱』の仕組みについて見ていきましょう。『遮熱』は太陽光を反射する素材で対象を覆うことで、『ふく射熱』の発生を抑える技術です。さて、『ふく射熱』とは、何でしょう?
![遮熱=太陽光を反射し、「ふく射熱」を抑える](images/movie1_10.jpg)
太陽光が物に当たると、熱エネルギーに変換されます。これを『ふく射熱』と呼びます。
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この『ふく射熱』の発生を抑えるために、赤外線を反射しやすい素材で対象を覆ってしまうのが、『遮熱』です。サーモコントロール断熱では、高反射塗料を塗ることで遮熱機能をもたせているのです。
![高反射塗料で遮熱機能を持たせることが可能](images/movie1_12.jpg)