サーモコントロール断熱の省エネ性能についてまとめます。
『断熱』は、1年を通じて
省エネ効果を得る事ができます。(上図A)
『遮熱』は、夏場は省エネ効果が得られますが、
冬場は省エネに悪い効果となってしまいます。(上図B)
室内の温熱環境に大きく貢献する「断熱」に
熱の発生を抑制する「遮熱」を加える事で
理想的な組み合わせとなります。(上図C)
「防水層の寿命の安定」「建物コンクリートの保護」などの効果を得ることができます。
この2つの効果について、簡単にご紹介しましょう。
「断熱」は省エネに貢献しますが、
遮られた熱が防水層上に溜まるため、夏場は防水層が80℃近い高温になってしま
い、劣化が速まってしまいます。(上図A)
「遮熱」機能を設けることで『ふく射熱』の発生量が抑えられ、
防水層上に溜まる熱量も少なくなり、
温度上昇が抑えられ長命化につながるのです。(上図B)
遮熱によって熱エネルギーの発生が抑えられ(上図A)
さらに「断熱」によって
コンクリートに伝わりにくくなるため、(上図B)
結果的に建物コンクリートを保護する効果も
生みだしているのです。
このように「サーモコントロール断熱」には、大きく3つのメリットがあり、省エネや長寿命化が求められている今、屋上防水に最適なシステムなのです。
みなさまも、屋上防水を行う際には「サーモコントロール断熱」を是非ご検討ください。