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[インタビュー]千葉県唯一の村、長生村の新たな交流の場に「長生村交流センター」
房総半島九十九里浜に面している長生村は、千葉県唯一の村として知られています。現在、JR八積駅周辺の環境整備事業が進められ、その一環として新しく建てられたのが、今回TAJIMAの床材をご採用いただいた「長生村交流センター」です。
さまざまな役割を担う地域交流の場を作るにあたり、TAJIMAの床材を選んでいただいたポイントや、実際の使い心地などをお聞きしました。
今回取材にご協力いただいたのは…
人々が交流し、だれもが健やかに楽しくすごす、コミュニティを育む「場」
「長生村交流センター」は、長年コミュニティの拠点施設であった中央公民館の代わりに、新しい交流の場として建てられました。駅前のため、周辺住民たちの交流や憩いの場だけではなく村の玄関、いわば村の顔としても位置づけられています。
長生村交流センターから屋外へと続く「ながいき太陽ストリート」は、交流センターの中心軸となっています。また、利用者の動線が施設内を貫通するかたちとなっていることで、施設を利用する他の人々との交流を促す土間空間になっています。
その動線が通っている1階ラウンジ・ホールには、観光案内コーナーや展?コーナーといった地域の情報発信の場が設けられています。また、ラウンジ以外にもふれあいルームや中庭など、さまざまな人が親睦を深める空間もあり、多くの「集い」を生み出す交流の場となっています。
施設の名称に「交流」とあるとおり、施設では幅広い世代の?々が休憩し談笑したり、文化の伝承を行なうなど多様な交流を育むことができます。実際に気軽に立ち寄れるコミュニティの拠点として、地域の方々にも活発に利用されています。
<TAJIMAの床材>
ー今回の床材を選んだ理由を教えてください。
材料としては、耐久性とメンテナンス性とコストを考慮しました。意匠としては街路・通路・土間としてのイメージ、人々が集う家の土間に近いイメージとなるデザインを求めて選定しました。
ー床材の実物をご覧になった印象はいかがでしたか?
ビニル床タイルでの木目デザインの採用は、本物の木ではないという考えのもとこれまでは避けてきた材料でした。しかし実物をショールームで目の当たりにし、これまでの自身の考えが偏見だったと感じました。
ー設計、施工にあたって工夫したところはありますか?
いくつかの種類の異なる床材や、複数の仕上げ色を組み合わせたため、割り付けには注意を払いました。特に人の動きや見え方等の方向性という点には注意しました。
ー実際に施工、使用されての感想を教えてください。
この建物の中心軸として、立地に馴染む雰囲気を演出してくれたと思います。割り付けで柄を構成しているため、施工していただいた方々のご協力に感謝申し上げます。
ー床材に求めるものはなんでしょうか。
空間を構成している要素のなかで床は人体にもっとも接している材料なので、安全性と耐久性を求めます。そのなかで何が提案できるかを試行錯誤しています。建物引き渡し後に床面を覆う什器の類についても、計画時にご協力させていただくことが必要です。
長生村交流センターで使用されている床材
- タイル
レイフラットタイル ノーワックス 150×1000mm
木目柄のノーワックスメンテナンス対応置き敷きタイル。表層には抗菌性能も備え、低光沢で上質な仕上がり
【製品情報】レイフラットタイル ノーワックス»
LN-1017,1018,1021,1024,1025 - タイル
レイフラットタイル ノーワックス 500×500mm
石目柄のノーワックスメンテナンス対応置き敷きタイル。表層には抗菌性能も備え、低光沢で上質な仕上がり
【製品情報】レイフラットタイル ノーワックス»
LN-1501,1507,1515 - リノリウム
マーモリウム リアル
天然木のような表情。天然素材独特の風合いと抗ウイルス・抗菌などの機能性を両立するリノリウムシート
【製品情報】マーモリウム リアル»
ML-3146 - カーペットタイル
タピス ルシール
ベルベットのような滑らかさとツヤ感を持つカーペットタイル
【製品情報】タピス ルシール»
4010-7008 - シート
ACフロア 28
落ち着きのある木目調のノーワックスメンテナンス対応シート。マットな質感と抗菌性や発泡層による衝撃吸収性を備える
【製品情報】ACフロア 28»
AC-3080 28
長生村交流センター
千葉県長生郡長生村岩沼874番地1
http://www.vill.chosei.chiba.jp/
田島ルーフィング 床材営業部 千葉営業所 栁田咲桃子
もともと私自身の常識のなかでは、公民館=シンプルな内装というイメージが強くありました。
そのため設計図面を拝見した際、「公民館なのにこんなにおしゃれでいいのか」といい意味で非常に驚くとともに嬉しく感じました。
利用者の方々にとって、自慢の交流拠点として長く愛されてほしいと願っております。
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- 商品の色は、実物とは多少異なる場合があります。また、表示装置等の性質上、紙のカタログとは多少違うことがあります。