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[インタビュー]動物にも人にも優しい床材~防滑・消臭性ビニル床シート 消臭クリンセフ
ペットプラスは、動物と人間の幸せな共生社会の実現を目指して全国で展開するペットショップ。ペットと飼い主が幸せな毎日を過ごせるように、徹底した動物の健康管理やショップの衛生管理、飼い主へのサポートをしっかりと実践している、安心して動物たちに出会えるお店です。
今回は、そんなペットプラスでショップの困りごとを解決した床材についてお話をうかがいました。
今回取材にご協力いただいたのは…
ペットプラス コトエ流山おおたかの森店店長 坂巻さん
広いスペースで環境が改善されるはずが、新たな悩みも・・・
坂巻さん:「ペットプラスでは、ショップにいるワンちゃん、ネコちゃんの社会性を育むために以前から比較的広いスペースを用意していましたが、動物愛護法の改正(※)でより広い運動スペースを設けることになりました。ただ、広い運動スペース特有の悩みとして、普通の床材だと動物たちもスタッフも滑ってしまうという危険があるのです。
ショップでは私たちがパピー期と呼んでいる、動物たちの赤ちゃんがすごしています。そうしたパピー期の動物たちが広いスペースで走りまわると、滑ってケガをしてしまうことがあります。
また、私たちスタッフがお世話をするときは、動物たちの衛生面を考慮して土足ではなく靴下裸足で運動スペースに入るのですが、そこでスタッフが滑って転倒してしまうと、スタッフだけでなく小さな動物たちにケガをさせてしまう危険性があります。
それなら床を滑らないものにすればいいのですが、滑らない床材は表面に凹凸があるものが多いのです。
パピー期の動物たちはカゼや体調不良になってしまうこともあり、床材の凹凸に排泄物などが詰まってしまって、汚れを取りきれないとウイルスへの感染など衛生面の問題が出てしまいます。
滑ってしまう床材では安心ができず、かといって滑らない床材は清掃性の問題があり、どうバランスをとっていいものかと悩んでいたのです。」
※2019年6月に動物の愛護及び管理に関する法律(通称:動愛法)が改正され、段階的に施行されています。詳細についてはこの記事の最後をご覧ください。
動物たちもスタッフも滑らず、安心できます
清掃性と動物たちの安全性のバランスの問題を解決したのが、TAJIMAの平滑(※)防滑シート「消臭クリンセフ」でした。
坂巻さん:「この床材にしてもらってから、まず動物たちが滑ることなく遊べていて安心できるようになりました。他店舗のスタッフが来たときも、必ずと言っていいほど『この床、いいね』と言われます。
清掃についても、表面が平らなので汚れを拭いたら取れやすく、さらに乾きやすいのでお手入れが楽チンです。
また、私たちは普段から飼い主の方へ動物たちの健康と安全のために、滑らない床で育てていただくことをお薦めしています。飼い主の方には、この床材を見ていただきながらご自宅での環境について説明することで、この点の大切さが伝えやすくなりました。」
消臭クリンセフは表面の特殊加工により防滑性能を発揮する「平滑防滑」という特長があります。この特長が、安全性や清掃性にまつわる同ショップの悩みごとの解決に貢献できたのでした。
※平滑:表面に目立った凹凸がないこと
表面はフラットなのに滑りづらく、カラーも豊富な消臭クリンセフ
一般的に、防滑性シートは表面にリブやドットで凹凸を持たせて防滑性を確保するタイプが多く見受けられますが、消臭クリンセフは表面加工によって平滑でありながら防滑性を持たせています。汚れは拭いたら取れやすく、乾きやすいためお掃除も簡単。表面の凹凸や目地に汚れが詰まってしまうこともありません。さらにその名のとおり消臭機能も備えています。
ちなみに、機能性に富んだビニル床シートは、機能性を優先するために色柄のバリエーションが少ない傾向があるのですが、消臭クリンセフは木目柄や、明度や彩度の高いカラーの雲柄も取り揃えているので、ショップでもご自宅でも明るいイメージのインテリアにマッチします。
動物たちの成長段階に合わせた床材選定
現在は、ひと昔前に比べるとペットが家族の一員として迎えられることが増えました。それに伴い、ペットと宿泊できるホテルも増加するなど、人と動物たちがともに安心して快適にすごせる場所が多様化しています。
そのため、さまざまな場所でペットの成長時期や、そこでペットがどうすごすのかという用途に合わせた環境を準備する必要性が出てきています。
その点、TAJIMAでは多様な防滑性シートを用意しています。たとえば、前述のように動物の赤ちゃんたちがすごすショップには、適度な防滑性と清掃性を両立した消臭クリンセフがマッチします。
一方、大小さまざまなサイズの動物たちが駆けまわるような空間には、よりしっかりとした防滑性の面からビュージスタシリーズのシートをお薦めしています。
とくに木目の「ビュージスタMULTI ハードウッド」や「ビュージスタMULTI ソフトウッド」、石目柄の「ビュージスタMULTI マーブル」などは、ナチュラルな柄を採用しているので、防滑性能に加えてデザイン面でも動物たちがすごす空間にマッチします。
また、これらはいずれも一般的な防滑シートに比べると表面の凹凸が浅く設計されており、掃除しやすいのが特長。近ごろ増えている屋内ドッグランなどにもおすすめできる性能を備えています。
動物たちと人がともにすごせる場所が増えつつあるのはうれしいことですね。そして、その場所が双方にとってより快適で安心してすごせるスペースであれば、そこはさらにすてきな空間になります。
TAJIMAの消臭クリンセフやビュージスタシリーズが、そのお手伝いができたらこんなにうれしいことはありません。
ペットの環境をデザインする立場にある方は、ぜひTAJIMAの防滑性シートに注目してください。
法改正もペットショップの環境向上を後押し
2019年6月、動物の愛護及び管理に関する法律(通称:動愛法)が改正され、段階的に施行されています。この改正では、飼育環境の保全や動物虐待の厳罰化など、人と動物が幸せに暮らしていくための規定が定められていて、このなかには動物たちの販売業者への規定も多数盛り込まれています。
2022年6月からは、ペットショップやブリーダーに対して動物を管理するケージなどの大きさの基準が既存の業者にも適用され、これまで狭いケージを並べて動物たちが展示されていた一部の業者において生体展示販売の環境が、大きく改善されることになりました。
ペットプラスのようにあらかじめ動物たちへの配慮が行きとどいたショップだけでなく、あらゆるペットショップで動物たちがすごす環境を向上することが義務付けられました。
改正動愛法で新たに定められた展示環境
・寝床や休息場所となるケージの大きさ
→タテ:体長の2倍 × ヨコ:体長の1.5倍 × 高さ:体高の2倍
・運動スペースの確保と運動時間
→広さ:ケージサイズの床面積の6倍 × 高さ:体高の2倍の運動スペースを確保し、
1日3時間以上は運動スペースに出し、運動させることを義務付ける
ペットプラスで使用されている床材
- シート
消臭クリンセフ消臭性/防滑性/木目柄
FT-1001
お客様に幸せを配達する全国展開のペットショップ ペットプラス
- 弊社担当より -田島ルーフィング 床材営業部 クリエイティブデザイン室 宮武 千尋動物ファーストの理念に、床材で協力できて光栄です
今回は、動物たちの安全や健康のことを第一に考えて店舗づくりをされている理念をうかがい、床材でご協力したいと思いました。動物たちが消臭クリンセフの上で元気に遊んでいるようすを見たときは、とてもうれしかったです。動物たちの新たな門出に、床材で関わることができこのうえなく光栄です。
これからもさまざまな視点を持ち、床材のご提案ができるよう精進してまいります。