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木目柄の「ウッドライン」と石目・抽象柄の「マティル」 それぞれの人気柄TOP10をご紹介。

今どのような空間が人気なのか。これからの空間づくりに求められるものとは。
魅力的で新しい空間づくりに取り組む際、それらのトレンドや傾向を把握しておくことも、とても重要なことでしょう。

今回は、優れた意匠性と豊富な色数でご好評いただいている複層ビニル床タイル「ウッドライン」「マティル」シリーズの中で人気の色柄TOP10をご紹介いたします。
人気の色柄紹介に加えて、開発部門のデザイン担当によるトレンド解説のほか、フロアプラン担当による空間づくりのポイントについても詳しくご紹介。人気の理由や実際の使われ方を知ることで、新たな空間づくりのヒントになれば幸いです。

まずは、木目柄のウッドラインからランキングを見ていきましょう。

ウッドライン 人気柄TOP10

1stバリアスオーク 2ndチェストナット 3rdグラインドオーク 4thラフソーンオーク 5thリッチオーク 6thチョークドオーク 7thナチュラルオーク 8thカームオーク 9thジェントルオーク 10thヨーロピアンオーク
開発デザイン担当のコメント
  • ここ数年、床材に使用される樹種の主流はオーク材となっています。ただ、一口にオークと言ってもその表現はさまざまで、加工や処理によって雰囲気もまるで異なります。
  • 今主流なのは、適度に節や濃淡変化のあるナチュラルな木の表情を表現したオークです。ランキングの中では「バリアスオーク」、「グラインドオーク」、「リッチオーク」、「ナチュラルオーク」が該当します。
  • ただ、今後伸びてくると予想しているのが、ナチュラルな木の質感は残しつつ節やキズ等の強いキャラクターを排したオークです。(社内では仮に「キレイめ」オークと表現しています。)ランキングの中では「カームオーク」、「ジェントルオーク」、「ヨーロピアンオーク」が該当します。
  • 強い主張をしないという点では、落ち着いたトーンで使いやすいチョークウッド系(石灰等の白い粉で目止め処理したもの)も使われるシーンが増えており、キレイめオークと共に2022年改訂にて新色を加えています。
フロアプラン担当のコメント
  • 加工や処理によってさまざまなバリエーションを持つオークの柄ですが、それぞれが作る空間は全く異なる印象を与えます。内装仕上げはよりナチュラルな空間作りが増えていますが、「高級感があるナチュラル」「カジュアルなナチュラル」「ラスティックなナチュラル」など求められるイメージは多岐にわたります。
  • 1位の「バリアスオーク」は一見すると本木のフローリングと間違えそうなほどリアルな質感と表情を持った柄で、商業施設やオフィス、病院までどんな場所にも使いやすい柄となっています。 適度な照りと節を持った黄味寄りの色で、上品な空間に仕上げる事ができるので、落ち着いたナチュラルな空間や、より天然木の風合いに近づけたい場合に「バリアスオーク」をお勧めします。「コローレオーク」などの染色系の材料と合わせて遊びを持たせた空間に仕上げるのもお勧めです。
  • 3位の「グラインドオーク」は色変化が強い柄で、1色で木の自然な色変化を表現している柄です。その特徴を生かして作ったPサイズ(76.2㎜×304.8㎜)をヘリンボーン貼りすると、天然木の色変化をそのまま表したような仕上がりになります。
  • 白い粉で目止め処理を施した「チョーク系」はトレンドから定番へ移行しつつある柄で、よりカジュアルな空間にしたいときに使える柄です。ピンク系の色味の「チョークドオーク」はカタログ掲載通りの3色を混ぜて使用するのが人気です。新たに追加した黄味系の色味の「ドライチョーク」も使いやすい構成となっています。

続いて、石目・抽象柄のマティルのランキングです。

マティル 人気柄TOP10

1stモルタル 2ndスクラッチドモルタル 3rdアジャックス 4thギャラリーモルタル 5thフラット 6thスムースモルタル 7thサガン 8thツブコンクリート 9thミックスセラ 10thセルベジャンテ
開発デザイン担当のコメント
  • 木目柄がオーク主流な一方、石目抽象柄ではモルタルが主流となっています。モルタルは都市生活の中で “背景” として役割を担っているものと考えています。そのためどのような空間でも馴染み違和感がなく、使いやすい柄として認知されています。
  • そんなモルタルの中でも今後伸びると予想しているのが、クラフト感は残しつつもムラ感やキャラクターの主張を抑えた、すっきりとした印象のモルタルです。ランキングでは「フラット」、「スムースモルタル」がそこに該当します。木目も合わせて「キレイめ」な表現が増えているように感じます。
  • 一方でモルタルだと少しカジュアルになりすぎるようなシーンでは砂岩や大理石のような柄が今でも重宝されます。ベース材として使用しやすいベージュ系の色を中心に展開している「サガン」や「ミックスセラ」がそこに該当します。そういった意味では、少し冷たくなりがちなモルタルの空間と対比して温かみのある砂岩やスレートにも需要があると考えており、キレイめモルタルと共に2022年改訂にて新色を加えています。
フロアプラン担当のコメント
  • モルタル柄が上位を占めていることから、トレンドから定番に変わりつつあることが見て取れます。カジュアルな空間から、キレイめな空間まで、TAJIMAではシーンに合わせたさまざまなモルタル柄をご用意しています。
  • 1位の「モルタル」はくせのないオーソドックスなモルタル調でロングセラーの人気柄です。木目との相性もよく、ウッドライン1位の「バリアスオーク」との貼り合わせも人気で、どんな空間にもなじみます。
  • 他にも、傷跡が入ったラスティックなモルタル「スクラッチドモルタル」や、シンプルでプレーンな表情のモルタル「スムースモルタル」もあり、選択肢が多いことからも、思い描く空間へと応えることができるラインナップになっていると思います。
  • 9位の「ミックスセラ」はサイズ展開が豊富で、シーンに合わせたさまざまなパターンが提案可能になっています。主張しすぎない色柄が、場所を問わず使いやすい人気の理由の一つと考えられます。

ご自身が考える傾向やトレンドと比べて、今回のランキング内容はいかがだったでしょうか。

今回ご紹介したランキング内容は、2021年の出荷量をベースとして継続色を対象に算出したもので、新しい「マティル・ウッドラインカタログ」にも掲載されています。
このカタログでは、これらの人気柄の別の施工イメージなどもご覧いただくことができ、ランキングのほかにも床づくりのヒントとなるようなコンテンツ集を収録しています。

さらに、これまでの傾向に基づいて追加された新色96色も掲載されていますので、床材選びの際にぜひご活用ください。

マティル・ウッドライン デジタルカタログ
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