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目地棒 塩ビ床のデザインにひと工夫加えたいときに最適なアクセサリー

床材を選定する際に、プラスアルファでもう少しインパクトを加えたい、もう少しデザイン性にこだわりたいと感じることはないでしょうか。そんなとき、けっして主役にはなりえませんが、床面のイメージを格段に引き上げるアイテムとして「目地棒」を活用してみてはいかがでしょう。

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そもそも目地棒とは?

設計士やデザイナーの方であれば、目地棒と聞くと人研ぎテラゾーと真鍮目地を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。また、コンクリート下地の目地を作る木製やプラスチック製の部材を想起される方もいるのではないかと思います。

この記事では、目地棒のなかでも塩ビ製床材と組み合わせるための目地棒についてフューチャーします。ご存じのように、真鍮目地やコンクリート床で使用する目地棒とは材質も意味合いも異なったアイテムです。

塩ビ床における目地棒は、いわばアクセサリー

塩ビ製床材における目地棒は、おもにデザイン性向上のために使用されます。
・ソリッドなカラーの床材に、異なるカラーのラインを入れる
・タイルを縁取るように入れることでアクセントにするとともに、タイルの存在を際立たせる
・床材の切り替え部分のアクセントにする
など、アイデア次第でさまざまな使い方ができ、印象的な効果を期待できます。

さっそく、目地棒を使った場合にどのような仕上がりになるかご覧ください。
床材にアクセントを加え、空間のクオリティが一段も二段も上がっていることが感じられるのではないでしょうか。

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複層ビニル床タイル マティルMBE-509 + デザイン目地棒 925-3390(ゴールド/3mm幅)
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複層ビニル床タイル マティルMBE-503 + デザイン目地棒 925-3590(ゴールド/5mm幅)
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複層ビニル床タイル マティルMBE-234 + デザイン目地棒 925-3304(黒/3mm幅)
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複層ビニル床タイル マティルMBE-229/217、ウッドラインWGH-428 + デザイン目地棒 925-338(シルバー/3mm幅)
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コンポジションビニル床タイル モルタライク 647-706 + デザイン目地棒 925-3113(グリーン/10mm幅)
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コンポジションビニル床タイル モルタライク 647-705 + デザイン目地棒 925-3511(生成り/5mm幅)

目地棒を利用する際に注意すべきこと

目地棒を施工する場合、使用する床材に合わせた目地棒の使用量を算出する必要があります。これには計算式がありますので、以下の方法で算出していただければ問題ありません。

また、非常にレアですが、施工後にイメージした目地棒のカラーと異なっているため、よく調べてみたら目地棒の裏表を逆に施工してしまっていた、というケースがありました。
TAJIMAの目地棒は、複層ビニル床タイルと同じように、表層+バッキングという構成になっています。TAJIMAの目地棒であれば、色味があり、エンボスが入っている面を上にして施工してください。

さらに、目地棒を組み合わせる床材の面取りについても考慮するといいでしょう。
ビニル床タイルには、面取りという端部処理をしているものと、していないものがあります。面取りがあるものは、施工した際に目地がよく見えるようにあらかじめタイル端上部をラウンドさせていたり斜めにカットしています。一方の面取りがないものは端部処理がなくエッジが立った状態です。
基本的には面取りのないものが目地棒と合わせやすいとされていますが、面取りによっては0.何mmというサイズ感の話になります。非常に微妙な違いで、なおかつ仕上がりに影響する部分ですので、気になる場合は現物サンプル等であらかじめ確認していただくことをお薦めします。

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目地棒を使うことのデメリットは?

目地棒を使用する場合は、部材の代金と施工の手間がかかりますので、当然、使用しない場合と比べるとコストはかかります。しかし、使用しない場合に比べて空間のクオリティを高めることができるので、一概にデメリットとは言えないかもしれません。
施工については、タイルとタイルの間に目地棒を挟み込みながら貼りすすめるという比較的シンプルな施工となります。ちなみに、塩ビ製タイルに合わせる目地棒はおもに塩ビ製ですので、ある程度湾曲させることもできます。たとえば円形にデザインカットしたタイルを目地棒で縁取りするといったデザインなども可能です。ただし、湾曲がきつくなったり、デザインが複雑になればなるほど施工の難易度も上がりますので、施工現場との調整は必須となります。

目地棒の色やサイズを豊富に取り揃えています

TAJIMAでは、このような塩ビ製の目地棒を「デザイン目地棒」という製品名でラインナップしています。生成り(オフホワイト)〜グレー〜黒のグラデーション、茶系の濃淡、アクセントカラー、そしてシルバーとゴールドという全9色です。それぞれ3mm幅と5mm幅を用意しています。厚さはいずれも2.8mmですので、3mm厚のタイルにピッタリです。
また、10mm幅の設定もあるほか、2mm厚と3mm厚タイルの段差用として高さ1.8mm〜2.8mmという傾斜付きの製品もありますので、状況に合わせてお選びください。

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目地棒に機能を持たせたタイプもあります

ここまで目地棒のデザイン面を中心に説明をしてきましたが、TAJIMAは機能的な目地棒もラインナップしています。それが「段差目地棒2060」です。高さ1.8mm〜5.8mmに変化する、斜めの見切り材のような形状です。

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裏面にはスリットが入っていて、高さ2.8mm、3.0mm、3.5mm、4.0mm、5.0mmの箇所でカットしやすくなっています。さまざまな高さの床材と床材の段差を解消するためのアイテムです。カラーは6色を用意しています。

施工するだけで目地が際立つ、目地入りのタイルもラインナップしています

あらかじめL型の目地が入っていて、施工するだけで目地が際立つタイプの複層ビニル床タイルもラインナップしています。タイルの2辺のみにL字型に目地がある目地付きタイルなので、手軽に目地の印象を与えたい場合はとても便利です。

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TAJIMAではL目地と呼んでいます。石目や抽象柄のシリーズとして好評をいただいている複層ビニル床タイル「マティル ロッソ」に8品番を用意しています。あらかじめタイル4辺のうち2辺に入ったL型の目地には、幅が3mmタイプと6mmタイプがあります。タイルの柄やサイズも複数ありますので、ぜひチェックしてください。

地味な存在ながら、床面のデザインの幅を広げる可能性を秘めた目地棒。もし、その魅力を感じていただけたら、以下からTAJIMAのラインナップをご確認ください。各色、サイズの現物サンプルもご用意しています。

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