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TAJIMAが提供する「空間の色彩的調和」とは?
TAJIMAでは床材の色構成を構築する上で、「空間の色彩的調和」をつくることを目的とした「エターナル・パレット」という概念を用いています。土や砂、樹木の幹といったアースカラーを始めとし、建築物などの都市景観に見られる多くの色を「マンセル表色系」を用いて体系化。それらを床材のカラーに反映させることにより「空間の色彩的調和」をつくるロングライフデザイン商品を提案します。
エターナル・パレットは、自然やその土地で長く育まれてきた
景観の中から抽出した色で構成されています。
- [図1]四季により移り変わる自然景観色
出典:10YR CLUB/?CLIMAT - [図2]都市部の建築外装色データ分析例
■自然界にある基調色
[図1]は季節によって変化する自然景観の色彩を表したものです。樹木の緑や草花の色には大きな変化がみられますが、その一方で、土や砂、樹木の幹などの変化の少ない色は、10YR系を中心とした色相の色範囲にまとまっています。これらの色は自然景観の中で大きな面積を占め、四季折々に変化を見せる樹木の緑や草花の色彩を引き立てる、自然界の基調色といえます。
■都市の中にも多くある色彩
都市の中にある建築の外装色を見ると、自然界の土や砂や石の色彩分布と同様に10YR系周辺の色彩範囲に収まっています[図2]。それは、石や土、砂、木は古くから建物の素材として用いられ建築物の色彩の中心色相として受け継がれてきたからといえます。新しい建材が次々と作りだされる今も、自然素材と同じ色彩が広く使われているのです。
Eternal Palettes
TAJIMAの床材が採用された現場の施工写真をご紹介し、設計士やデザイナーの方々の空間設計に対する想いなどをお伝えしていく「Eternal Palettes」を作成しています。
ぜひご覧ください。
色のコミュニケーションを考える「UDカラーネーム」
ユニバーサルデザインの考え方に基づいて、色の認識が異なる人同士をつなぐ「色の共通言語」を作りました。色を体系的に表すルールから策定した155色の色の名前「UDカラーネーム」、色選びをする場面で使用する「UDカラーマップ」など、UDカラーネームを活用できるツールを開発しています。
[色のコミュニケーションを考える]TAJIMAの新たな取り組み「UDカラーネーム」