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TAJIMA CARPET TILE OVERVIEW - 01 -
TAJIMAのカーペットタイルをもっと知っていただくために
第1回 じつはカーペットタイルのラインナップが豊富
2022年4月21日に、新たに10柄の製品を発売したTAJIMAのカーペットタイル。
TAJIMAは、床材事業を始めるきっかけとなったPタイルのイメージが強いかもしれませんが、じつはカーペットタイルでも50種で350色を超える豊富なラインナップを取り揃えています。
今回の記事では、TAJIMAカーペットタイルのアウトラインをわかりやすく説明してみましょう。
中高級品の「TZ」と、スタンダード品の「TS」
2022年4月の新製品発売を機に、TAJIMAはカーペットタイルをリブランディングしました。
その結果、中高級品を統合した「TZ」シリーズ、スタンダード品の「TS」シリーズというシンプルな2ラインの構成となりました。
- 「TZ」 価格帯:8,800円?15,800円
「Z」の文字に最高級への思いを込めた中高級品のシリーズ。 - 「TS」 価格帯:5,400円?7,800円
TAJIMAのStandardでTS。お求めやすいスタンダード品のシリーズ。
まずはこの2つさえ認識していただければ、予算と施工場所のコンセプトに合わせて「ちょっと凝った空間にしたいんだけど、TZでいまのおすすめは?」とか、「予算はなるべく抑えたいんだけど、TSでちょっと上質感のあるものはない?」といったお問い合わせも可能です。
また、この他に、色柄やデザインとは異なる方向で、機能性を付加した製品も揃っており、制電性や屋内の視覚障がい者誘導など、必要な機能性から選ぶことも可能になっています。
TAJIMAの床材サイトでは、カーペット>TZ、カーペット>TSという絞り込み検索も可能ですので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
TAJIMA 床材サイト〜カーペットタイル
つぎにTAJIMAのカーペットタイルの構成以外の成り立ちや基本性能など、ベーシックな特長を以下にご紹介します。
純国産。40年近く培ってきたクラフトマンシップ
TAJIMAがカーペットタイルの販売を始めたのは1980年のこと。
1984年には岡山県に自社工場を設け、以来40年近くにわたって国内生産を続けています。製造はもちろん、デザインも自社によるものです。
カーペットのスペシャリストたちが、丹精を込めて高品質なカーペットタイルを日々生み出しています。
製品性能へのこだわり。5つの特長
TAJIMAのカーペットタイルは、色柄のみでなく、基本性能にもこだわって作られています。
- 原着ナイロン糸の使用:
多くの製品で、直射日光や塩素系漂白剤などへの耐性が高く色落ちしづらい原着糸を採用しています。 - 防汚加工が標準仕様:
ほとんどの製品が防汚仕様。汚れにくく、ついた汚れが落としやすくなっています。 - 公的な基準を満たす品質:
公共建築工事標準仕様書に定められたパイル質量を満たしています。 - 高品質の糸:
世界中の市場から厳選した、高品質の糸を使用しています。 - グリーンラベルプラス:
アメリカのカーペット・ラグ協会(CRI)が制定する、揮発性物質に関する基準をクリアしています。
環境のためにしていること
いまや企業による持続可能な社会への貢献は当たり前のものになっています。TAJIMAも当然、カーペットタイルの製造において、さまざまな角度から社会や環境のために貢献しています。
- 軽量化:
通常の製法よりも、製品を20%軽量化できる方法で製造しています。
これにより、輸送中のCO2削減や作業負担の軽減、施工性の向上に貢献しています。 - リサイクル:
カーペットタイルの端材などを、ビニル床タイルやビニル床シートの原料として再利用しています。 - 再生糸:
漁網や市場のナイロン製品から再生した糸を使用した製品も製造しています。
ちなみに、製品名についている「TAPIS」はフランス語で絨毯やカーペットという意味。
1980年代にTAJIMAがカーペット事業を立ち上げたころから製品名に冠されています。
また、TAJIMAには床面のデザインを専門とするデザイナーがいますので、カーペットの選定やフロアデザインにお困りの際に相談していただくこともできます。
駆け足でしたが、TAJIMAのカーペットタイルの概要についてご覧いただきました。
次回からはもう少し踏み込んだ内容でTAJIMAカーペットタイルの魅力についてご紹介していきます。