TAJIMA FLOOR(田島の床材)

田島ルーフィング株式会社

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[床のユニバーサルデザイン] だれもが使いやすい床づくり 〜利用者の安全性と働く人の負担軽減

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建物を利用するすべての方に、快適に、安心して、「いごこち」よくすごしていただきたい。
これが床材メーカーであるTAJIMA の開発コンセプトです。
TAJIMAでは、一見不都合がないように見えても配慮が必要な方にとっては障壁になり得るものを「見えにくいバリア」と定義し、
建物の設計やデザインにおいてこの「見えにくいバリア」を取りのぞくお手伝いをしたいと考えています。

ここでは、こうしたユニバーサルデザインの視点を取り入れた
床づくりに役立つ情報をご提供していきます。
第4回の今回は「利用者の安全性と働く人の負担軽減」について注目します。

UD /ユニバーサルデザインとは?
年齢や性別、障がいの有無、言語や文化などの違いを問わず、だれもが利用できることを目指したデザイン・設計のことです。

床材選びで建物の利用者の安全性と働く人の負担低減への配慮を

医療施設や介護施設では、高齢の方や入院患者など体の機能に衰えのある方が日常的に建物を利用します。こうした施設では、利用者が転倒や落下した場合の頭部への衝撃のケアなど、とくに安全性への配慮が必要になります。建物にリハビリの施設などがあれば、さらにこうした配慮の必要性が高くなります。
また、てんかんの方が発作を起こした際なども、床材での安全性への配慮はプラスに作用するでしょう。こうした建物を利用する方への配慮は床材を選択することでも実現できます。
一方、医療施設や介護施設では、そこで働く人への配慮も必要です。入院患者や入居者へのケアのために日常的にヒザをついて介護するスタッフは、硬い床では痛みを感じてしまいます。また、硬い床材の上での長時間の立ち仕事は体への負担が大きくなります。適度な柔らかさのある床材は、こうした働く人への負担低減にも貢献できます。

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床材で転倒や落下時の衝撃をやわらげることができます。
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G値を目安に、適度な衝撃吸収性と硬さのバランスを配慮しましょう

床材で安全性を高めたいと思った場合、厚みがあり発泡層を含んで「衝撃吸収性」に優れた床材を選ぶことが選択肢のひとつとなります。衝撃吸収性はG値(じーち/転倒時の衝撃加速度)で表されます。G値が小さいほど安全性に優れますが、床材としては厚く、柔らかくなります。柔らかい床材はキャスターの移動時の抵抗が大きくなったり、凹みやすくなったりしますので、施設の利用状況を考慮しながら衝撃吸収性とキャスター移動性やへこみ回復性とのバランスを取る必要があります。

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床材単体の性能に加え、下貼り材で機能を強化できます

こうした安全性や働く人の体への負担に対する配慮を床材でサポートする際は、床材の選択に加えて「下貼り材」を利用することでさらに性能を高めることができます。下貼り材は、文字どおり床材の下、床材と躯体のあいだに施工するもので、厚さや材質などでさまざまな種類と機能があります。床材の柔らかさとキャスター移動性などを考慮する必要があるのは床材の選択と変わりませんが、より配慮が必要な場合では下貼り材の使用も効果的です。
建物を利用する方に加えて、そこで働く人へのケアも両立できる床づくりを目指す方は、ぜひご検討ください。

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ユニバーサルデザインを生かした床づくりにTAJIMAの冊子や製品をご活用ください

だれもが使いやすい床づくりのノウハウは、TAJIMAの冊子「見えにくいバリアを取りのぞくために」でもっとくわしくご紹介しています。また、だれもが使いやすい床づくりに役立てていただくために、ユニバーサルデザインを加味したさまざまな視覚障がい者誘導用タイルをご用意していますので、設計やフロアプランの際にはぜひ参考にしてください。

●冊子 床のユニバーサルデザイン「見えにくいバリアを取りのぞくために」
 デジタルカタログはこちら

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