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[色のコミュニケーションを考える]カラーコミュニケーションのための「色の地図」UDカラーマップとは
今回ご紹介するのは、色を体系的に並べた色の地図、「UDカラーマップ」です。
このマップを利用すれば、どのような色の見え方のタイプの方でも、色の検討や選択をしやすくなるという便利なツールです。
たとえば、自分で色を探すときの案内図になるほか、色の見え方が異なる人同士でも、色の位置とそこに記載された色の名前(UDカラーネーム※)を一緒に見ることで、色についてのコミュニケーションが取りやすくなります。
※UDカラーネーム:色の認識が異なる人同士をつなぐために考案した、誰もがイメージしやすい色の名前。色を体系的に表すルールに基づいて色名がつけられています。このUDカラーネームを視覚化したものがUDカラーマップです。UDカラーネームの詳細はTAJIMAの新たな取り組み「UDカラーネーム」をご参照ください。
UDカラーマップでは、基本的な色のグループ(例:ピンク系)ごとに碁盤の目のように色が並んでいます。そしてUDカラーネームとその代表色が一緒に並べられているので、色と色名とを同時に確認しながら製品色を検討できるのが大きなメリットです。
それでは、UDカラーマップの効果的な使い方の一例をご紹介します。
色からTAJIMAの製品を探すとき
希望の色から、TAJIMAの製品を検索していただける使用例をご紹介します。まず、UDカラーマップから希望の色を選び、そこにある色の名前を確認してください。そして、その色の名前をUDカラーネーム一覧(※)で参照すると、希望の色に対応する製品がわかります。また、同じ色名グループに複数の製品がある場合は、色の他に製品の特長も加味して検討することができます。
※UDカラーネーム一覧
UDカラーネームを記載したTAJIMA製品の一覧です。製品から探せる一覧と、色名から製品を探せる一覧の2タイプを用意しています。
この記事のいちばん最後にダウンロードリンクがありますので、ぜひご覧ください。
色についての相談をしたいとき
また、たとえば誰かと色について相談する場合、UDカラーマップをいっしょに見ながらだと、「これよりもう少し薄い色がいい」、「もっと温かみのある色がほしい」といった希望が相手に伝わりやすくなり、色のコミュニケーションがとりやすくなります。
相談相手が色の見え方が異なる方の場合も、マップの位置と色の名前からイメージを共有できるのが、色のコミュニケーションツールであるUDカラーマップの最大の特長です。
なお、TAJIMAはほぼすべての製品にUDカラーネームを設定していますので、マップ上の色から製品にたどりつくことはもちろん、製品の色からマップ上のどこに配置されているかを確認し、色について検討することも可能です。
みなさまと一緒にブラッシュアップしていくUDカラーマップ
生まれたばかりのUDカラーマップ。
私たちはまだまだブラッシュアップしていく余地があると考えています。
実際にご利用いただいたみなさまからのご意見などを参考にしながら、より使いやすい地図に更新していきます。
まずはベースである色名のルールは生かしながら、インテリアで重要な色の範囲は色名を細かく分けるなどして、より実際のカラーコミュニケーションにマッチするような検討も行っています。今後のUDカラーマップにご期待ください。
また、より便利なツールとするため、デジタルマップの公開も予定しています。
デジタルのUDカラーマップでは、希望の色をクリックすればその色のグループの製品をリスト化できるシステムを企画しており、色や色の名前からTAJIMAの製品が探しやすくなります。
公開時期については、改めてお知らせいたします。
興味のある方は全国の支店・営業所にお問い合わせください。
UDカラーネーム一覧を公開しています
TAJIMAの床材は、全ての製品にUDカラーネームがついています。
現在、全製品のUDカラーネームの情報を公開しています。ぜひダウンロードしてご活用ください
UDカラーネームの参照とダウンロードはこちらから
UDカラーネームをベースとした新たなツールを開発中です
UDカラーマップ
UDカラーネームと色の対応をまとめた「色の地図」。
色の見え方が異なる人同士でもこのマップで色選び・色の検討ができます。
▸ UDカラーマップ
UDカラーネーム一覧
TAJIMAの床材全製品についてUDカラーネームを参照いただけます。
▸ UDカラーネーム順 ▸ 製品別
\\ただいま準備中//
WEBサイト製品情報ページでUDカラーネームをご確認いただけるようになります。
t-Plans UD色弱の方と一般の人との色の見え方を橋渡しするためのシミュレーションツールです。