アスファルト防水砂付ルーフィング下地用水性ゴムアスファルト系下地調整材
既存露出アスファルト防水面・既存アスファルトシングル面・水溜り部の補修や防水層撤去後段差の修正に。
クールベース(混和液)1缶に対し、クールベースパウダー1袋で1セットとなります。
小分けする場合は右記の通りの配合(重量比)となります。
積算の際には、缶+パウダーを1セット(24kg)として計算すると便利です。
1.既存露出アスファルト防水層表面を良く清掃し、汚れや土砂などを除去します。その後充分に乾燥させます。
2.パウダーと混練する前にクールベース(缶)を上下に充分振り混ぜた後、バケツ等にあけ、攪拌機で攪拌しながらクールベースパウダーを徐々に加えていきます。全量投入後、さらに3分程度攪拌します。その際、固まりがなく均一に混合したかを確認します。
3.金ゴテやゴム刷毛を用いて平滑に塗布します。クールベースの完全硬化を確認した後に次工程に移ります。
改修工事においては、現場ごとに下地条件が異なるため、あくまで目安として御利用ください。
○砂付面の下地処理 | … 1.5kg/m2 |
○水溜り部の補修やふくれ部の除去などによる旧防水層撤去後の段差修正 | … 必要塗膜厚(mm) × 比重(1.5) |
○水勾配修正 | … 必要塗膜厚(mm) × 比重(1.5) |
1.5~40℃の屋内に保管してください。クールベースパウダーは水濡れ厳禁です。
降雨・結露等で濡れないように保管してください。
2.気温が5℃以下の場合や、降雨・降雪・強風などが予想される場合は施工を避けてください。
3.厚さ2mm以上を塗布する場合は、まず下塗りを行い、硬化後塗り重ねてください。
下塗りをしない場合、ガマ肌状のフクレを生じる場合があります。(特に夏季)
4.劣化したコンクリート等、吸水の激しい下地(夏季に多く見られます)には、ドライアウト防止のため、クールベース(混和液)を水で2倍に希釈したもの、または水性プライマーASを塗布してプライマー処理を施した後、クールベースを施工してください。
5.クールベースの水希釈は厳禁です。
6.水溜りは水分を除去し、乾燥させてから施工してください。下地が濡れた状態だと接着が悪くなる場合があります。