田島ルーフィング株式会社

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リードレンC

防水改修用銅製かぶせドレン

改修工事用 銅製二重ドレン リードレンC
  • 防水改修工事では、防水の要所を確実に処理することが重要です。改修工事用銅製二重ドレン「リードレンC」は、既存ドレンの上からかぶせて設置することで、ドレン防水端部の確実な納まりを実現します。

  • ※ウレタン塗膜防水用の金属プライマー(小瓶)が付属した「リードレンC-Uタイプ」もあります。

リードレンCの特長

押えコンクリート下地など、防水下地に雨水が残留している場合に、 リードレンCの下から残留水分を排水することができます。

既存のドレンつばではドレン部の接着面積が小さいと思われる場合に、リードレンCを設置することで、 十分な防水貼りかけ面積を確保することができ、信頼性の高い改修防水層の形成に貢献します。

ドレンキャップ

改修用ドレン専用のドレンキャップです。ステンレス製の板バネ(すべり止め付)をドレン内部に差し込んで固定します。アルミダイキャスト製で、高い耐蝕性を有しています。横引用は現場形状に合わせてキャップの曲げ角度や、板バネの固定位置の調節が可能です。

リードレンC たて

板 厚:本体部 0.5mm
筒 部 0.7 ~ 0.8mm(サイズにより変動)

※印は受注生産となります。(納期約2週間)

注意:上記はあくまで目安となります。
必ず現場で既存ドレン内径をご確認
(採寸)ください。

リードレンC 横

板 厚:本体部 0.6mm
筒 部 0.7 ~ 0.8mm(サイズにより変動)

ホース内径は誤差が生じることがあります。 排水容量の算出には筒内径をご確認ください。

※印は受注生産となります。(納期約2週間)
このほかに35・100・165・215タイプを作成できます。
(特注品・納期約3週間)

材質(本体)……………銅
フレキシブルホース…塩化ビニル樹脂
荷姿……………………1個/箱
呼 称 (付属品:専用紙管,両面テープ)

注意:上記はあくまで目安となります。
必ず現場で既存ドレン内径をご確認
(採寸)ください。


  • 【 注 意 】

    「リードレンC横」は、ドレン設置位置からエルボ外端までが500㎜を超える場合、受注生産となります。 (納期約1週間) 現場にて右図の「長さ(A)」をご確認の上、ホースの“有効長さ”をご指定ください。 (500㎜以上100㎜単位)

施工手順

リードレンC たて。

  • 現地調査の際に、必ずドレンの内径を確認してください。既存のドレンが差し込み式か、ねじ込み式かで内径が異なります。内径を確認の上、既存ドレンに入るサイズのリードレンCを採用してください。

  • 既存ドレンのストレーナー及び上皿、ならびに周囲防水層を撤去します。 押えコンクリート下地などでドレンが深く沈んでいる場合は付属の紙管とモルタルを用いてドレンの嵩上げをするなど、適宜モルタル調整を行ってください。

  • リードレンCを既存のドレンに差込みます。リードレンCをハンマーで叩いて下地の凹凸に馴染ませます。
    取り付けの際には、付属の両面テープをリードレンCの裏側に点貼りし、リードレンCが動かないように固定します。
    下地に馴染みにくい場合や、端部の反りなどが懸念される場合は、必要に応じてリードレンCの周囲をビス固定してください。

  • リードレンCを下地に設置した後、各種工法の増し貼り材を用いて確実に増し貼りし、防水層を施工してください。

  • 防水工事完了後、専用のドレンキャップを設置します。

リードレンC 横

  • 既存ドレンのストレーナー及び上皿、ならびに周囲防水層を撤去します。
    下地の不陸が大きい場合は適宜モルタルにて平滑処理を行ってください。

  • 付属の両面テープをリードレンCの裏側に点貼りします。取り付けの際に表面の剥離紙を剥がしながら下地に貼り付け、リードレンCが動かないようにします。

  • 両面テープ裏面の剥離紙を剥がしながら、フレキシブルホースをドレン内部に差し込んでいきます。
    ホースが奥まで確実に入り込むのを確認しながら、リードレンC本体を下地に密着させます。

  • リードレンC本体をハンマーで叩いて下地に馴染ませます。不陸が大きい場合や、立上り部レンガ押さえなどで、ドレンが奥まっている場合は、リードレンCのコーナー部に適宜ビス固定をしてください。

  • リードレンCを下地に設置した後、各種工法の増し貼り材を用いて確実に増し貼りし、防水層を施工してください。

施工手順リードレンCの排水能力早見表SHASE-S 206 給排水設備基準による

リードレンCは、既存ドレンに差し込むドレンのため、設置後の排水容量が既存ドレンとは異なります。 下表を参考に、改修後の排水能力についてご確認ください。

リードレンC たて

リードレンC 横

※1)は受注生産となります。(納品約2週間)
※縦型ドレンの排水力は排水勾配に関係なく一定です。
※横引き用ドレンの排水能力は、配管勾配により異なります。
※上記表は最大降雨量100mm/h 当たりの許容最大屋根面積です。
※ドレンの設置数は排水能力に対して余裕を持った設置をおすすめします。

注意事項

•リードレンCは、既存のドレンを撤去せずに、それに上乗せする形の二重式ドレンです。躯体本体には固定されていません。また、既存ドレンとの間に空隙が生じますので、リードレンCを不用意に動かしたり、荷重をかけたりしないでください。

•ドレンキャップ類はリードレンCの上に乗せて、板バネで固定する方式を採用しております。キャップを動かした場合は必ず元の通り納めてください。

•ドレンキャップには木の葉やゴミがたまります。2 ヶ月に一度程度の割合で点検を行い、ゴミを取り除いてください。ドレンが詰まり、オーバーフローの原因となることがあります。

•「リードレンC 横」は、排水能力が「リードレンCたて」に比べて大幅に低くなります。排水能力早見表を参照し、屋根面積に対して設置個数が十分でない場合は、新規にコアを抜きドレンを設置するなど、十分な排水能力が得られる処置をご検討ください。

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