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[Ptiles Life]#6─SCプロジェクト建築事務所(広島県 広島市)
──時代とともに。ひとのそばに。
1953年の発売以来、さまざまな場所で彩りと心地よさをつくり、人々のくらしを足元から支えてきたPタイル。
長きにわたり愛されているPタイルの活躍をご紹介します。
SCプロジェクト建築事務所
広島県 広島市
4人のベテラン建築家が集うオフィス。住宅から店舗、医療施設まで幅広く建築設計を手掛ける。
やさしい光が差し込む執務スペース。Pタイルの落ち着いた色合いが床を彩っている。
玄関側に設置された打ち合わせスペースには、明るいPタイルのパターンを採用。巾木は設置せず、Pタイルを壁にまで立ち上げた。テーマカラーのクラシックな赤を、段鼻のノンスリップのゴムの部分にも取り入れている。
設計担当の小林さんの自室エリア。壁は野山、天井は空、足元は原っぱをイメージし、自分好みの空間に。
工夫やこだわりがつまったオフィス。スタッフそれぞれの息遣いを感じながら、アイディアが湧き出るよう、個性豊かな空間に仕上げた。
色、大きさ、パターンの妙が華やかに彩る、
“大人のおもちゃ箱”をイメージした仕事場。
事務所の移転にあたり、築40年のレジデンスをオフィスにリノベーションしました。ところどころに和室のテイストを取り入れた空間は、朱色に近い赤をメインカラーとすることで、エネルギッシュで面白い印象になったと思います。
エントランスは明るい雰囲気にしたかったので、6色のPタイルを使ったパターンを採用。巾木の代わりにもPタイルを使用していますが、本当は奥の壁一面も同じパターンを展開したいと考えたほど、気に入っているパターンです。
昨今のタイルは500mm角が主流ですが、Pタイルは一回り小さい304.8mm角。このサイズ感のおかげで、他のタイルでは再現できない空間づくりができるのかもしれません。でも、一番大事なことは施工者とよく打ち合わせをすること。その中からもアイデアやヒントが出てくるものです。
一級建築士・一級建築施工管理技士小林 照和
有限会社SCプロジェクト建築事務所
取締役副所長
さまざまな場所で足元を支えるPタイル。それぞれの場所でつむぐストーリー。