TAJIMA 田島ルーフィング株式会社

FLECTOR FILM 災害時、屋上から空に向かって情報発信 防水層に直接貼るヘリサイン フレクターフイルム

フレクターフイルムとは

Point1
フレクターフイルムとは

屋上から空に向かって発信。

ヘリコプターからのライトに高輝度で反射する高耐久高輝度再帰性反射フィルムをヘリサインに採用。
昼間はもちろん夜間の視認性を大きく向上させました。

  • 小岩消防署
    既存クリンカータイルの上にオルタック防水にて下地形成+
    フレクターフイルム(イエロー)

  • 三郷市消防本部
    既存ウレタン防水の上に下地処理+フレクターフイルム
    (イエロー)

  • 新宿区立四谷中学校
    オルタック防水の上にフレクターフイルム(イエロー)

  • 埼玉県立小川高校
    ビュートップ防水の上にフレクターフイルム(ホワイト)

  • 板橋区立板橋第二中学校
    露出アスファルト防水の上に下貼りシート施工+フレクター
    フイルム(イエロー)

  • 藤沢市立六会中学校
    オルタック防水の上にフレクターフイルム(イエロー)

  • クリオスカイタワー篠崎 
    オルタック防水の上にフレクターフイルム(オレンジ)

  • ファミール国分寺 
    オルタック防水の上にフレクターフイルム(オレンジ)

Point2
防水層と完全密着

雨水から建物を守り続ける防水層。防水層上にサインを施す場合、防水層への影響を最小限に抑えなければなりません。防水層用ヘリサインフィルム「フレクターフイルム」は高い耐候性、耐退色性を持っています。さらに「フレクタープライマー」を施すことにより、長期にわたり防水層に悪影響を与えることなく密着し、上空にサインを表示し続けます。

  • 屋外暴露試験

  • 剥離試験

Point3
再帰性反射機能
  • 災害、救急は昼夜問わず発生します。また、大規模災害時には、各地方の災害救援隊が派遣されます。これらの救援隊は必ずしも災害地区の地理地形を完全に把握できているとは限りません。「フレクターフイルム」はヘリコプターからの視認性を高めるために、ランディングライトや、サーチライトに対する高い反射機能を付加しました。入射光を光源の方向にまっすぐに戻す【再帰性】反射機能を有しています。救援隊が夜間に該当地域上空に入った際、地区識別や場所特定に大きく貢献することで被害状況の把握、救援、救助活動の迅速化の一役を担います。

  • 昼間

多彩な特徴

デザイン

一般的に屋上ではヘリサインを1文字4mから6m角の大きさで表します。上空300m以上の高度からこれらの文字を視認するためには、見やすい正確なフォントデザインが求められます。「フレクターフイルム」制作工程では、視認性の高いフォントの選定を行い、レイアウトのイメージ図を作成します。また指定のフォントや、企業ロゴ・シンボルマーク・商品ロゴ等、さまざまなデザインや大きさにも正確に対応することができます。作成されたイメージに従い、付を行います。施工の際はこの割付図を元に貼り付け位置の確認を行います。「フレクターフイルム」はデザインのアウトラインをコンピュータ制御でカットしますので、防水層上に正しいフォントデザインを忠実に再現することができます。

  • カラーバリエーション

    ホワイト・イエロー・オレンジ 共に
    JIS Z9117 タイプ 1-A-a 適合

  • イメージ図

    イメージ図(緊急救助用スペース)

  •  

    イメージ図

※各見本の色は印刷上現物と色差がありますので、ご決定の際は現物見本等をご確認ください。

各種防水層との組み合わせ

建築防水を代表する、改質アスファルトシート防水・塩ビシート防水・ウレタン塗膜防水の各露出仕様に対応するばかりではなく、保護コンクリート仕上げの屋上でもフレクターフイルムをご採用いただけます。

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防滑性能

「フレクターフイルム」は、再帰性反射機能を持っているため表面は平滑です。しかし、屋上を利用する公共施設等に施工する場合、表面に防滑性を付与した仕上げにすることができます。細かなチップを混合した屋外耐久性のある「フレクターコート」を塗布することで、表面に凹凸を作ります。この凹凸が靴底と摩擦抵抗を生み、雨の日でも滑りにくい仕上げとすることができます。

※スパイクシューズ・ハイヒール等での激しい歩行では「フレクターコート」及び「フレクターフイルム」の摩擦・損耗・亀裂・捲れが発生する場合があります。特に防滑仕様の場合、専門業者による定期点検の実施をおすすめします。

防滑仕様

フレクターコート+Mチップ(防滑仕上げ用無機質微小中空球体) 0.1kg / m2フレクターフイルムを施工した後、
特殊チップ材を混入したアクリルウレタンコートを塗布します。

  • 防滑仕様の拡大図

    ※防滑仕様の場合ではフレクターフイルムの反射輝度が半減します。

  • フレクターフイルム(イエロー)+防滑仕様

コストバリュー

「フレクターフイルム」は、あらかじめ工場でデザインのアウトラインに合わせて正確にカットされ、施工現場に運ばれます。施工現場では、防水工事の最終工程に合わせて専用プライマー「フレクタープライマー」を設置範囲に4.5m角※1で塗布しておきます。フィルム施工工程では、カットされた材料を割付図に従い、確認しながら位置を決め、剥離紙を剥がし、スキージーで防水層に貼り付けていきます。現場でのカット作業を極力なくすことで、何層も塗り重ねる塗装と比べて圧倒的な作業時間の短縮が可能です。また、均一な厚みで成型された「フレクターフイルム」は、現場で塗布する塗装と比べて施工精度が安定しています。

※1文字サイズが4m角の場合。緊急救助用スペースの場合は10.5m角で塗布。

  • 貼り付け工程1

  • 貼り付け工程2

  • 貼り付け工程1(緊急救助用スペース)

  • 貼り付け工程2(緊急救助用スペース)

拡がる用途

緊急救助用スペース
  • 建物の屋上に設置されるRマーク。「フレクターフイルム」は緊急救助用スペースにも利用されています。救助ヘリからの視認性を高めた再帰性反射フィルムは、上空からその位置を明確に表示します。再帰性反射機能の最も優れた特長である、上空から発せられた入射光源に対して、その光源に向かって光が帰っていく機能。つまり、ヘリコプターのパイロットに向かって集中して光が戻っていきます。災害は昼夜問わず発生します。夜間での視認性を高めた「フレクターフイルム」は、単なるサインではなく必要な機能を持った屋上専用のサイン表示システムです。

    ※フレクターフイルムはヘリの離発着に耐えられないため、Hマークの施工はできません。

緊急救助メッセージ
  • 緊急救助表示サインセットは、上空のヘリに向かって緊急メッセージを発信するサインフィルムです。常に屋上に常備しておくことで、災害発生時に屋上に誰でも簡単に貼り付けることができます。

  • オプション:緊急救助メッセージ表示サインセット

防津波避難標示フィルム

沿岸地域の災害対策の一環で、津波に対する安全な避難場所として津波避難ビルの指定が行われています。津波避難ビルとは、津波浸水予想地域において地域住民等が一時もしくは緊急避難・退避する施設であり、学校や市営住宅等の公共施設、民間マンションやビル等が各自治体によって指定され、日々増加しています。そういった津波避難ビルへの円滑な避難誘導や、存在の周知・啓発の為、標識の設置が求められています。一般的に、JIS化された統一図記号を看板等で指定施設の出入口付近や外部階段等に設置しますが、設置部位や夜間の視認性に問題があり、また塩害による腐食も起こるケースがあります。この「津波避難標示フィルム」は、「フレクターフイルム」の粘着層を変更することにより、指定施設の外壁等に施工することが可能です。耐久性や耐候性に優れ、塩害にも強く、夜間の視認性を確保する為に再帰性反射機能を有しています。また、津波避難タワーにはパネルに貼り 付けした「津波避難標示フィルム」を設置することで、鉄骨主体のタワーの用途や存在の周知に有効です。これらの「津波避難標示フィルムは」様々なサイズに対応でき、建築物の外観イメージを損なわずに設置することが可能です。

  • 津波避難ビル標示

  • 津波避難タワー

  • 津波避難ビル(イメージ)

  • 津波避難ビル標示暴露試験

屋上グラフィック

建物屋上に設置されるヘリサインは、災害対策用として機能するだけでなく、屋上から上空に向かって情報を発信する屋上広告としても利用できます。防水層との接着の相性も良い「フレクターフイルム」を利用することで、屋上面に巨大なサインを施す事が可能です。この屋上広告は、隣接する高層の建物から眺めた場合と、空撮画像に映し出された場合とでは、意味合いが異なります。高層の建物からの眺めでは、屋上の持つスケール感や意外性といった非日常的な広告となり、また、空撮画像となった場合では、二次元バーコード、CI(コーポレートアイデンティティ)、メッセージ等の実務的な情報を発信する役割となります。街頭の看板に比べ、色やサイズ、形の自由度が高く、新しい広告表現が可能です。クリエイティブとメディアの掛け合わせの妙が、広告効果を高めます。超高層ビル等の周辺建築物や、航空機の離発着航路上に位置する建築物等では、このような屋上広告が有効です。

  • 電巧社

  • 能登畜産センター

  • 千葉脳神経外科病院

技術資料

高耐久性・高防汚性

防水層上の水平面に設置されるフィルムは、過酷な条件にさらされます。「フレクターフイルム」はさまざまな条件下でも、十分な諸性能を維持すべく、強靭でかつ柔軟性を持たせた防水層表面に適した再帰性反射フィルムです。防水層とフレクターフイルムを接着させる「フレクタープライマー」の開発は、屋外暴露試験や促進老化試験を積み重ねることにより、防水層との接着力を長期にわたり維持し、高い反射率を誇るサインシステムを確立しました。

促進老化試験結果

  • 【試験条件】
    規格:ASTMD4798に準拠
    光源:キセノンアークランプ(連続照射)3000時間
    ブラックパネル温度:60±3℃
    スプレー水噴射時間:9分間
    スプレーの水の温度:7.2℃±3℃
    スプレー水量:2,100±100ml/min
    試験機:スガ試験機 形式WEL-6X-HC-B-EC 型

  • 屋外暴露色別劣化試験

  • キセノンウェザーメーター

  • 促進老化試験経過状況

再帰性反射フィルムの原理
  • 封入レンズ型再帰性反射フィルムは、レンズとして作用する直径40 ~ 90 ミクロンの微小な高屈折ガラスビーズが一定の効果を発揮するように、結合樹脂中に均一に多数配置され、全体の厚みが100 ~ 300 ミクロンの薄く柔軟なシート状の構造になっています。ガラスビーズの一つ一つは真球で、一種の凸レンズとして作用します。入射した光はガラスビーズを通り屈折して反射膜上に焦点を結び、再びガラスビーズを通って元の光源方向に帰されます。したがって、光源付近から観察するとシート面があたかも光源体の様に輝くのです。

  • 夜間

再帰性反射データ

夜間視認性確認試験

昼夜問わず発生する災害や救助活動を想定し、「フレクターフイルム」は高い反射機能と、入射光を光源の方向にまっすぐ戻す再帰性反射機能を有しています。実際に都心の最低高度である上空300mより、600Wの光源を「フレクターフイルム」に照射し、ヘリコプターに反射した光源を撮影しました。有事の際には電力の供給がストップし、停電になる可能性が非常に高く、暗闇の中での救援、救助活動となります。そうした中でも、地区識別や場所特定を確実にするために、高い再帰性反射機能を有する「フレクターフイルム」が、その効果を発揮します。

  • 光源:600W使用 高度:300mより夜間撮影

  • ライト照射前

  • 光源:600W使用
    高度:300mより夜間撮影

各種材料比較

ヘリサインの材料は、主に塗料系材料とフィルム系材料の2 種類に分類されます。市場ではこれまで主に塗料系材料での設置が進められてきました。しかし、ヘリサインが風化・色褪せ・減耗等の経年劣化により、有事の際に視認出来ないとなれば、迅速な救援、救助活動は行えません。また、建物屋上の防水層上に施すヘリサインは、既存防水層との相性が重要です。相性が悪い場合、ヘリサインの剥離等の問題が発生します。また夜間の視認性も重要です。昼夜問わず発生する災害に対し、反射・蛍光・蓄光等の塗料が選定されていますが、高反射・高輝度を確保する為には高い技術での仕様設計が必要になります。「フレクターフイルム」は定型材であるために高い耐久性や耐候性を有しており、長期間の視認性の確保が可能です。また、防水材料メーカーの視点から防水層との相性を第一に考え、悪影響を及ぼさない仕様設計をしています。高耐久高輝度再帰性反射フィルムである「フレクターフイルム」は、その機能の優位性により、高い支持を得ています。

各種材料視認性比較試験(社内テスト結果)

  • 昼間撮影

  • 夜間撮影

材料紹介

防水層の種類に合わせて、専用プライマーを用意。屋上用途に合わせて防滑仕上げもご用意しました。

製品仕様

※各プライマーは屋上暴露可能タイプです。
※フレクターフイルム類は受注生産品です。

材料紹介

  • フレクターフイルム:ホワイト

  • フレクターフイルム:イエロー

  • フレクタープライマーL
    (主剤:3kg/硬化剤:4kg)

  • フレクタープライマーLシリコーン
    (主剤:3kg/硬化剤:4kg)

  • フレクターフイルム:オレンジ

  • ※ホワイト・イエロー・オレンジ 共に JIS Z9117 タイプ 1-A-a 適合

  • フレクタープライマーV
    (主剤:5kg/硬化剤:10kg)

  • フレクターコートクリア
    (主剤:3kg/硬化剤:4kg)

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